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紅の豚 ジブリの教科書7

今までは、ジブリの伝説をずっと、鈴木 敏夫がいろんなところで発進してきたのですが、それをアーカイブとして残しておきたい思いがあっての「ジブリの教科書」なのかなぁと思ったりしながら読んでいます。

大塚さんが書いているように、積極的に時代から降りるというのが、正しい事かどうかはわからないのですが(とこう書いている時点であんまり正しくないだろうなと思っています)、それでも、その時代その時代というものをものすごく感じながらお話が作られているのだということはわかります。
だから、刺さるものがどこかにある。

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アメリカ人の半分はニューヨークの場所を知らない

主にブッシュ政権の批判が中心です。
おもしろおかしく書いているけれど、内容はけっこう深刻です。

そして、今。さらに悪くなっていないか……。

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借りぐらしのアリエッティ ジブリの教科書16

始めて見た「借りぐらしのアリエッティ」の感想は、ストーリーがないでした。
なんか好きなんだけれども、物足りない感じがしたのです。
でも、何回か見ているうちに、だんだん好きになってきました。

脚本は、宮崎 駿。多分、「トトロ」がそうであるように、宮崎本人が作れば、これぐらいのストーリーで充分に見せる映画になるのだと思います。でも、米林 宏昌監督は、そういう人ではなかったのだと思います。これは、力がないとか層意味ではなくて、あの脚本とは合わないだけだったのだと思います。
わたしは、今まで見たジブリの作品の中では、米林監督の「思い出のマーニー」が1番好きです。

でも、アリエッティの「借り」に行くときのオンの様子と、普段の地味なオフの対比とか、そういう演出の積み重ねは本当に好きというか、しっくり来る。

ところで、大人の事情で、いきなり「16」が出たジブリの教科書。無事、「マーニー」までたどり着くのでしょうか。

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陰陽師 酔月ノ巻

あけまして、おめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。

さて、新年あけて1冊目の本は、「陰陽師」です。
短編としては(多分)10巻目。なんと25年目の「陰陽師」なのだそうです。

夢枕 獏の他のいろいろなシリーズは、けっこう終盤に向けて走っているようですが、このシリーズについてはそういう区切りっていうのはずっとないんだろうなぁと思っています。
なんか、夢枕 獏の日記のような感じでね。彼が書かなくなったら、自然に消えていくみたいな。

その変わらさと、それでも緩やかに変わっていっているところが、魅力です。

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おもいでぽろぽろ ジブリの教科書6

ブルーレイで「おもいでぽろぽろ」見ました。
凄いアニメでした。圧倒された。
なんだろう。ドラマ自体は、今では良くある話な感じもするのですが、やっぱり、あの現代と過去の2種類の絵柄の共存しているアニメというのは、凄い。

そして、「魔女の宅急便」と同じく、が女の子が仕事を考える映画になっていて、そこも面白い。

確かに、宮崎・高畑は、2人1組で考えたら、楽しすぎるぐらいに楽しいわぁ。
多分、数十年後のヤオイのネタになるぐらいには楽しいです。そして、それ読みたいわ。

その後、宮崎 駿は「紅の豚」を作って、高畑 勲は「平成狸合戦ぽんぽこ」を作ります。人の中の動物。そして、ゆるい戦い。
なにこのお互いに対する目線はって思う。