イナズマンVSキカイダー2
「キカイダー02」は不完全燃焼だったので、こっちで、納得のいく結論がでるかと期待していたのでしたが……。
期待はずれでした……。次郎が、リツコさんを殺した?そんな話あったか?はー、サッパリ、サッパリ。
やっぱり、MEIMUは、ストーリーを作っていく力が足りない……。
絵はいいのになぁ……。
完璧主義者なんだなぁと思います。
オール・オア・ナッシングなんですね。
自分でそれはいけないと思いつつも……。
多分、以前と同じギャグでも、ちょっとみたくれをかえたりとかはすぐに出来ると思います。それ以上に、同じギャグでも、きっとそれを心地よいと思う読者は、「お約束」として受け入れるだろうし、そのなかで少しずつ練っていってもいい。また、同じ人間が見ているかどうかもわからないのだから、いろんな場所で、同じギャグをやるのは、決して間違えではないと思います。
でも、それが許せないようなんですねぇ。
「ポロン」とか、「ななこ」とかの文庫で書き下ろしがあったので、そういう状態からは抜け出しているのかと思っていましたが、そうではなかったようです。
それを見せないあたりは、すごいなぁ。
この天才が、そうやってくるしみながら、それでも生きて、マンガにしがみついてくれているのは、やっぱりファンとしてとてもうれしいです。
でも、「失踪日記」が売れたとたん、手のひら返すマスコミ。
今、前以上に鬱になっていないといいのですが……。
あと、ミャアちゃんが出てくると、なぜか、わたしは、この子にだけ、
「あ、ミャアちゃんだ!!」
と反応してしまうことに気がつきました。
「スクラップ学園」、再販されないかなぁ……。
「キカイダー02」って、終わったんだっけ?
それのストレートな続編になっているのかどうかわかりません。
「VS」とついているけど、この1巻でキカイダーつぶれているし、はじめっから、1巻もののここまでの企画だったのかな?
えーと、石ノ森章太郎の「イナズマン」は、ものすごく色っぽい話で、すごくドキドキしながら読んでいた思い出があります。
「ゴレンジャー」は、ぶっ飛んだお色気だったんだけど、「イナズマン」の方は、なんていうか、もう、「ムンッ」ていう印象が残っています。
えーと、キーワードでいうと、女教師とか、お姉さんとか(笑)
まあ、お姉さんというのは、石ノ森章太郎の永遠のテーマでもあるわけですが。
本当に、美人だったらしいですねぇ。