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天幕のジャードゥーガル5

ドラゲネを救い出したファーティマ。
なんというか、彼女の賢さならば、そこに根付くこともできるはずなのに、情や思惑を全部殺してしまって、魔女への道をいく。

ボラクチンだって、けっして悪い人間ではないと思うしねぇ。

モンゴルのお話ということで、北方健三の「チンギス紀」も気になっていますが、時代的には「チンギス紀」が12世紀、「天幕のジャードゥガル」が13世紀ということで、同じ時代のことではない感じですかねぇ。元寇は13世紀でしたっけ。

まあ、「チンギス紀」を最初読もうと思ったら、その前に、「大水滸伝」という凄いのが控えているわけですが。

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天幕のジャードゥーガル4

うーん。
むかっている道というか、目指している道が、自分を含めたみんなを巻き添えにして不幸になることなので、なんか、不穏な未来しか見えないです。

多分、ここでそれなりの幸せだってつくれたはずなのにと思います。

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天幕のジャードゥーガル3

「原論」を巡る旅は、終わる。終わるはずだった。
それなのに、ゾワゾワ、ゾクゾクする。
世界は広い。知らない事はまだ多い。それは、祝福だろうか、呪いだろうか。

これから、ファーティマは、ドレゲネを守るために動いていくのだろうか。

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クジラの子らは砂上に歌う23

完結です。
圧倒的なエンドです。そして、魂形を完全に悪であるとせずに、人間に寄り添うものとして最後までえがききったのは、本当にこの作者のすごい物語の構成力です。

エピローグで語られているリコスのその後、チャクロのその後は、なんというか、あぁ、リアルな物語だなぁとわたしは感じました。
それは、人それぞれ、感じ方は違うかもしれませんが。

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天幕のジャードゥーガル2

いろいろな思いはもったまま、それでも、大きく見れば流されているという感じなのかもしれません。

人なので、憎しみとか強い感情をずっと維持していくことは難しいし、変化していることもあれば、突然蘇ってくる衝動もある。
そういう1人の人間の気持ちが、どう歴史を動かしていくのか。そういうところがおもしろいです。

大ハーンが、そんなに悪い人に見えないところも、この話の凄く魅力的なところです。だからといって、割り切れるわけではないということをちゃんとかいている。