大聖堂 下
「大聖堂」完結です。
すべてが、おさまるところにおさまっていく様の気持ちいいこと。
そして、それでも、これでもかこれでもかと続けていく力強さ。
まさに、小説。
物語の魔法が味わえます。
養老 孟司の解説以外、すべてが素晴らしいです。
「大聖堂」完結です。
すべてが、おさまるところにおさまっていく様の気持ちいいこと。
そして、それでも、これでもかこれでもかと続けていく力強さ。
まさに、小説。
物語の魔法が味わえます。
養老 孟司の解説以外、すべてが素晴らしいです。
トム・ピルダーが……。
この展開は、けっこう怒濤の展開でした。
そして、物語と夢は次世代に引き継がれていきます。
ジャックが、アリエナに語った物語のように、物語の力があふれている、すごい物語です。
魔術師は、現代に近づくほど怪しくていい感じだ(笑)
若干、使い回しの感じが……同じ作者だし。
ゲームのお供として買ってきた大聖堂です(笑)
はじめちょっと読んだときの感想は、ジェフリー・アーチャーの「ケインとアベル」みたいな感じなのかなぁと……。これは、あんまりいい意味ではなくて、それなりにおもしろいんだが、出来すぎた(まとまりすぎた)小説みたいな印象が。
でも、読み進めていくうちに「大聖堂」の方が、泥臭い人間味があって、おもしろいです。し
まあ、1巻だけでも、長い長い。そして、これでもかというぐらいに、いろいろな人生に怒濤の事件が起こります。
これを読んだ後に、もう1回、「大聖堂」を遊ぶと、きっと新たな発見が……。と思っているのですが。
いろいろな悪魔が、どうやって作り出されていったのかという感じの話が多くて、なかなか興味深かったです。
まあ、なんで他の悪魔のところでふれているのに、アリオッチのところで、エルリック・サーガへの言及がないのかとか、気になるところは、ツッコミどころは、それなりにあるのですが。
でも、こうやってみると、悪魔って悪いヤツばかりでないということがわかって、おもしろいです。