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たいようのマキバオー2

桂浜のあたりの話を読んでいて、最近行ったので、楽しかったです。
坂本龍馬、闘犬センター、そして、浜のあたり。
あそこに、マキバオーもいてたのね。
そういう楽しみ方もありますね。競馬やる人は、競馬場なんかにも、思い入れがあるのかも。

今回は……かなりつらい展開ですねぇ。
走ること以外は、なにも背負っていなかった先代から比べると、ブンタの方は、背負う物が大きすぎです。
自分の走りすら犠牲にして、背負うべき物なのかどうか。

でも、いい人ほど、そうやって、つっかえ棒になってダメになっていく……。あぁ、それが、負け癖か。

どこかで、いい人をやめないといけないのかも。
でも、それは、今まで自分が大切に思って生きてきた環境のすべてを捨てることになるかもしれない。

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たいようのマキバオー1

あの名作「マキバオー」の続編です。
あれから10年。知っている馬たちは、もういない。

でも、あのマキバオーの再来のようなヒノデマキバオー文太が走ります。

文太は、でも、生まれながらにいろんなものを背負って走らなければならない。そういう物語です。

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みどりのマキバオー10

その馬は、新聞に10ポイントの活字で載るような馬になって欲しいという願いをこめて、そう名付けられた……。

予後不良。
競走馬にとっての1番の悪夢。

そして、それを乗り越えて……。
それは、多分、すべての走るために生まれてきた馬たち、そして、その競走馬たちを応援する人たちの夢なのです。

マキバオー(とベアナックル)は、そんな夢のなかを今日も走り続けています。

「みどりのマキバオー」完結です。

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みどりのマキバオー9

いや、馬なのに…猫魂。

世界編もおもしろいです。
ただ、このレースを考えている人間が、あんまり馬のことを愛していないんじゃないかという疑問が、やっぱりちょっとあります。

まともな馬主なら、こんなレースには出したくないと思うのでは……。

そのあたりは、残念だなぁ。純粋なレースでも、充分におもしろいはずだと思います。

それにしても、猫魂……。
もしかして、ベアナックル、成長していますか?

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みどりのマキバオー8

たとえ体はボロボロでも、その夢をだれかに渡すために、カスケードは走る。

それは、けっして、マキバオーだけに向けられたものではなくて、未来の競走馬たちすべてにむけられた思いなのだなぁと。

これからの世界編は、ちょっと内容的には心配ですが……。