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ONE ZERO NINE 2

そういえば、「マインド・コントロール」というのは、江川達也のヤング系の現代を舞台にしたマンガでは、ずっとテーマになっています。
「タル」とかでは、あんまり見たことないような気が。

青年よ、マインド・コントロールに気づけ。

まあ、たしかに、

「おめーら、いつからそんなにサッカー好きになったんだ?」

とか、不思議なことは多いのだけど、仮にマインド・コントロールされているとして、その元が実体のあるものだとは、とても信じられないです。

でも、実体のないものには立ち向かえない。
そういう矛盾にいきあたるテーマだと思います。

江川達也,読書ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,江川 達也,集英社,BE FREE!,ONE ZERO NINE

ONE ZERO NINE 1

「BE FREE!」、「タルるート」、「ゴールデン・ボーイ」、「ラスト・マン」ぐらいまでは、天才だと思っていたのですが、このあたりのは、ちょっと今まで読んでなかったというのと重ね合わせて考えても……。

もちろん、すごいそそる展開ではあるのですが、「どうだ計算では、こうだろう!」みたいなものが、全面に出過ぎている気がします。

荒俣宏,読書帝都物語,荒俣 宏,陰陽師,集英社,集英社新書

陰陽師 安倍晴明の末裔たち

荒俣宏といえば、「帝都物語」。
「帝都物語」といえば、「陰陽師」。

だと思っていたので、この本が「帝都物語」のあとに書かれたというのは、けっこう意外です。

荒俣宏は、博物学者をめざしていて、ものすごい知識を持っているというのが、わたしのイメージ。
だから、この本で書いたようなことは、もうとっくに知っているのだとばかり思っていました。

だいたいこの本、おもしろいんだけど、いつもの不思議な荒俣節が見られなくて、とってもおとなしい真面目な本になっています。
これは、荒俣ファンではなくて、新書の読者のために書かれた本ということなんでしょうか?

てな、作者への興味はおいておくとして(笑)

「陰陽師」というのは、本当におもしろい集団だなぁと思います。
僧侶であるとか、山伏であるとかは、信仰の結果として、超能力を得るわけですが、陰陽師の場合は、そういう中心になる信仰がないんですね。
そして、信仰がない故に、いろいろなものの技術だけを抜き出していく。
潔斎するのも、神に仕えるからではなくて、そうすると術の能力があがるからという身も蓋もないところがあります。

そういう魔術というのは、かなり珍しいのではないかと思ってしまいます。

藤崎竜,読書ジャンプ・コミックス,封神演義,藤崎 竜,集英社

封神演義3 完全版

このあたりは、題名もかっこよかったなぁ。

ところで、3巻の表紙はナタクなのですが、彼、この巻には1回もでてきません。

さて、妹の好きなあのキャラクターは、表紙を飾るのでしょうか?

大場つぐみ,小畑健,読書ジャンプ・コミックス,大場 つぐみ,小畑 健,集英社,DEATH NOTE

DEATH NOTE 8

伊角さん、目つきの悪さに磨きがかかっています。(違うって)

わたしは、なんか「デスノート」のルールが複雑すぎて、実は、なんも考えずにストーリーを追っているだけなのは、内緒です(笑)

もうなんか、月、保身のために、人殺すことしか考えてないですね。

最終的には、ミサや、松田さんに裏切られてってパターンかなぁ。