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みどりのマキバオー2

昔、

「『マキバオー』?オレ、あんな絵のマンガ読まない」

とか言っていました。
そのとき、すすめた友だちは、

「あんな絵やけど…あんな絵だからこそ、このマンガは、いいんだよ!!」

と熱く語っていました。
そして、今、他の人に、同じ様にすすめる自分がいます(笑)

例えば、マキバオーや、騎手の菅助が、小さいこと。それは、ギャクではなくて、きちっとした意味があるんですよ。
そして、その事が、物語としっかりと結びついています。

「函館山の誓い!!」は、おぶ調教師が言われたようなことを、最近、わたしも言われたことがあるので、身にしみました。

なんで、手前らが、こいつらの限界を決めちまうんだ?
オレは、こいつらができるようになると信じてるよ。
手前の判断で、転ばないように先回りして、世話してやんのが親切で、いいことなのか?
人それぞれに対応するというのは、そういうことじゃねぇだろう?

それがわからないのなら、ずっと、わたしとは理解し合えないかもしれない。

自分のことをどうこうしたいと言っている訳じゃない。でも、こいつらがなんか少しでもできるようになったら、自分でできることが増えたら、うれしいじゃないか。
そういう欲望なら、確かにある。

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みどりのマキバオー1

「ごっちゃんです!!」がおもしろかったので、アニメにまでなったこの作品も読んでみる気になりました。

前半は、下ネタ(しかも、エッチじゃない方)のオンパレードで、かなり苦しいのですが、マキバオーが走りはじめてからは、すごいよいです。

というか、人間が、ネズミや馬と平気でしゃべっていて童話的なのに、妙にリアルです。
そうか、あのスタイルや、顔にも、意味があったのか……。

そしてすごいのは、あの顔が、愛らしく見えてくることですね。

作者のつの丸さんの写真があるのですが、知り合いに似ている……のね。

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自由人HERO8

まぁ、努力してないとはいわないけれど、結局、血の力が大事なのかなぁという。

強い血筋に生まれなければ、強くなれない?
それは、強いことの理由付けとしては、とっても説得力があって、簡単なんですけどねぇ。

それ以外の部分では、まあ、悪くないです。
忍とか、けっこう好きだと思います。

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自由人HERO7

王様たちのからだが、何故あんなにでかいのかとか?、もう、他の世界のヒーローたちは、全然、役に立たんのか?とか。

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自由人HERO6

ということで、ボスキャラがあっさり寝返りました(笑)

あと、番外編が、妙にリアルに感じられるのは、わたしの年のせいですか?