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孔子暗黒伝

多分、これが1番最初に読んだ諸星大二郎です。
しかし、よく考えると、なんであの時、この本を読もうと思ったのか……。だって、絵柄だって、全然好みじゃないというか、怪しいし。

でも、これでちょっと諸星大二郎の世界にふれて、「妖怪ハンター」シリーズにいったわけです。

この人の知識の広げ方は、すごくさりげないですねぇ。そこが、すごいと思います。

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暗黒神話

昔、読んだ時は、「なんかよくわからない怪物の話」みたいな印象でした。
で、どっちかというと、「孔子暗黒伝」を読んで、それと関わりのある話ということで、「すげえ」と思っていました。

今回、読んでみると、日本史の知的好奇心みたいなものが、ムクムクとわき上がってきました。

昔のマンガって、アイデアを惜しみなく投入して、ものすごいスピードで、物語が展開していくなぁとつくづく、感心します。

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みどりのマキバオー10

その馬は、新聞に10ポイントの活字で載るような馬になって欲しいという願いをこめて、そう名付けられた……。

予後不良。
競走馬にとっての1番の悪夢。

そして、それを乗り越えて……。
それは、多分、すべての走るために生まれてきた馬たち、そして、その競走馬たちを応援する人たちの夢なのです。

マキバオー(とベアナックル)は、そんな夢のなかを今日も走り続けています。

「みどりのマキバオー」完結です。

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みどりのマキバオー9

いや、馬なのに…猫魂。

世界編もおもしろいです。
ただ、このレースを考えている人間が、あんまり馬のことを愛していないんじゃないかという疑問が、やっぱりちょっとあります。

まともな馬主なら、こんなレースには出したくないと思うのでは……。

そのあたりは、残念だなぁ。純粋なレースでも、充分におもしろいはずだと思います。

それにしても、猫魂……。
もしかして、ベアナックル、成長していますか?

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みどりのマキバオー8

たとえ体はボロボロでも、その夢をだれかに渡すために、カスケードは走る。

それは、けっして、マキバオーだけに向けられたものではなくて、未来の競走馬たちすべてにむけられた思いなのだなぁと。

これからの世界編は、ちょっと内容的には心配ですが……。