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多重人格探偵サイコ20

そういえば、公彦とか℃は、マンガ出ててきたような気もするのですが、どうなったんだろう。一切、覚えてないです。
そして、話はどんどん笹山さんに寄っていく感じなのかなぁ。

そして、最後の宣伝に、次巻完結とか思いっきり書いてあるのですが、全然、次の巻で完結じゃないという。

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サンリオSF文庫総解説

ちょうどわたしが、SFを読み始めた頃に出てきたレーベルです。
SFといえば、ハードなのが早川書房と東京創元社で、アニメのノベライズ的な1っぽいのが、朝日ソノラマ。そして、角川書店とか新潮社に、日本のSF作家みたいな印象。そして、新潮は文学寄りで、角川はキャラクター寄りみたいな印象が残っています。正しいかな?まあ、今の記憶です。

で、わたしは、本の楽しさというのは、星 新一から知って、そっから、眉村 卓、平井 和正と日本の作家に広がって、ライトな方とハードな方の両方に行きました。そんなときに出てきたのが、サンリオSF文庫でした。

印象はねぇ、当時のわたしとしては、表紙があり得ないと思っていました。怖かった。特に、「ヴァリス」の表紙が印象に残っているのですが、見てはいけないものを見ている感じが強かったです。そんな中に、なぜか、竹宮 惠子とかマンガ家の表紙がある。
そして、値段が高い。なんか、けっこう薄い本でも、平気で700円とか800円とか、1000円超えとかしていた記憶が。
当時、高い文庫本でも、500円ぐらいでなんとかなったのに、サンリオだけは高かった。

ものすごく誤解していたのは、サンリオSF文庫って、弱小だと思っていたことでした。だから、けっこあうあっという間になくなっちゃったし、値段も高いのだと思っていました。
まさか、大資本で、めちゃくちゃな金額で翻訳権を買いまくっていたというのは、この本を知るまで知りませんでした。

この紹介を読むと、サンリオ亡き後も、けっこう、いい本は、後から他の出版社から出てますね。
アンナ・カヴァンの「氷」とかも最近出たし、フィリップ・K・ディックなんかもほとんど出てるのじゃないかな。ヴォンダ・マッキンタイアは、けっこう早くに出てた記憶があります。
よい本は、なんどでも蘇る。

でも、この1回目の翻訳がなかったら、その復活もなかったかもしれない。そういう文庫レーベルだったのだと思います。

  1. 今でいうラノベ []

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多重人格探偵サイコ19

世界中の人間が、全部同じDNAを持っていたとしても、やっぱり、経験や記憶で、全部違う人間になってしまうのだろうなぁ。
それは、祝福なのか?呪いなのか?

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サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ

サマーウォーズの小説版。と言っても、映画のノベライズではなくて、外伝的なお話です。
これが、あの事件の前なのか後なのかというのは、とっても気になっていたところなのですが、最後でわかります。まあ、あの仕掛けがあると、ちょっとお話に矛盾ができちゃう気もしますが、それも良いかと思えます。

なかなか、爽やかなお話です。その後、2人がどうなったのかが気になるということは、良いお話だったのです。

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角川書店,角川グループパブリッシング
発売日 : 2010-07-31

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ロードス島戦記 下 ファリスの聖女 完全版

「ファリスが嘆くぞ 俺と同じことを考えてるようではな」
それまでもなんだけれど、もう、ベルドがこのセリフを言った後の展開というのは神がかっていると思います。絵も、言葉も、全部好きです。

あれっと思ったのは、ニースがウォートに思いをつげるシーンがあった気がしたのですが、それは小説かな。わたしの中には、確かにこの山田さん絵でシーンが浮かんでいるのですが。