デセプション・ポイント 下
どうなるの……っていうジェットコースターに乗って読み切れます。
でも、2作品ダン・ブラウンを読んでいると、犯人とか自体は、わかっちゃうかも。
以下、ネタバレありで。
どうなるの……っていうジェットコースターに乗って読み切れます。
でも、2作品ダン・ブラウンを読んでいると、犯人とか自体は、わかっちゃうかも。
以下、ネタバレありで。
ついに、「砂の王」の続きが……と思って読むと、テンションが上がる部分もあるのですが、肩すかしな部分もありました。
この本自体は、ものすごくおもしろいのですが、純粋な「砂の王」の続きも読みたい感じです。
わたしが、あまりにも「砂の王」が好きすぎるのだと思います。
うーん、魔術のパートになると、急に表現が剽軽になるところも、おもしろいのですが、なんでも、砂の王とくらべてしまう病気にかかっています。
サフィアーンは、ウォーマスターにはならないのか??あの絶望感が、好きで、あの続きが読みたいのですが……。
それは、無理?
相変わらず、読んでいる間は、ジェットコースター気分を味わせてくれます。あとに残るものは、けっこう少なめだけれど。
これ、テンチ、NASA長官あたりが怪しいのですが、最後には、価値の大どんでん返しをしてくれるのかな?あぁ、でも、ピカリングってのも、いつものパターンな気もします。
みんな、あやしい(笑)
しかし、いつも、「企業献金」という話を見て思うのだが、企業が、自分の利益にならない政治家に金をだすなんて、なんで思うんだろう?資本主義の謎だ。
もし、なんの利益も出さない政治家に企業が金を出したら、それは会社に対する背任行為だし、もし、利益になったら、それは贈賄になるのでは?
で、賄賂ではない企業献金がありうるという考え自体が、おかしいのではないかと思うのですが。どうなんだろう。
という話をしたら、ねぇさんは、社会貢献について話してくれたのだが……会社って、基本、そういうことを考えるところじゃない気がするのですが。
読んでる途中で、「デルタ・フォースを操っているのは、宇宙人か?」とか思って、けっこう、ドキドキしたのは内緒です(笑)
しかし、セクストンの言ってることだって、正しいって言えば正しいと思ったりする。行為と意見は、別物だからねぇ。
もう、スタートから興奮しまくりですよ。
あの「砂の王」の続きがよめるというので、メチャクチャ楽しみにしていた小説です。
「砂の王」は、ゲームボーイ版の「ウィザードリィ外伝2古代帝王の呪い」のノベライズとして書かれた小説で、これがもう、ゲームのノベライズと思えないほどおもしろいのです。
ウィザードリィの小説としては、ペニー松山の「隣り合わせの灰と青春」も名作なのですが、これは、渋い感じの小説で、「砂の王」は、濃厚でかっこいい小説でした。
ビデオゲームが好きなので、ゲームのノベライズもそれなりに好きだったのですが、小説として圧倒的におもしろいと思ったのは、このウィザードの小説2つです。
「砂の王」がどれぐらいおもしろかったかというと、これを読んだことによって、それまで2年ぐらい地下3階でほっぽかれていた「ウィザードリィ外伝2」をひっぱっりだしてきて、あっという間にクリアしたぐらいおもしろかったのです。
……すごい、伝わりにくい表現だけど……。
そんな、「砂の王」なのですが、1巻が出てから、ずっと2巻が出ませんでした。そんなこんなしているうちに、レーベルであるログアウト冒険文庫自体がなくなってしまって……。
そんで、あの続きは、どうなった~!!と叫んでいた小説でした。
もともと、古川 日出男を読み出しのも、あの続きが読みたかったからです。というか、あのすさまじくおもしろい小説は、続編が書かれていないのかとWebで検索をかけていて、このページを読んだからでした。
そして、とうとう、その「アラビアの夜の種族」にたどり着きました。
でも、まさか、続きではなくて、前日譚的なものが読めるとは思っていませんでした。
多分だけれど、これ、あのヴァルたちがもぐったダンジョンがどうやってできたかというお話ですよねぇ。そして、2巻目は、いよいよ、ヴァルたちの話で、3巻目で決着が……。
もちろん、「アラビアの夜の種族」は、「砂の王」とは違う作品だということを知りつつ。そう期待してしまいます。
でも、この人、本当に偽史が好きですね。
今まで読んだ小説は、ほぼすべて、偽の歴史を作る話が入っています
女の子が全然でてこないですねぇ。
でも、いいなぁと思います。それぞれ、みんなかっこいいです。青臭い感じもするんだけれど、そこがいいんだよねぇ。
絵になるお話だなぁ。マンガにすると、おもしろさは半減しそうですが、映画の俳優は、ものすごくあっていました。あの顔というか、しゃべり方が思い浮かびます。
お母さんは、映画の方がきつそうな感じですけどね。お父さん、まったく出てこないし(笑)