西原理恵子の人生画力対決1
基本的に、倉田 真由美とちがって、ずっと、自分をさらして笑いをとり続けているところがいいです。
まあ、強力な助っ人の力も、確かに借りていますが。
それでも、自分の名前で、ちゃんとケンカ売ってるもんなぁ。偉いわ。
なんで、藤子不二雄A先生とかが出てくるのかは、謎ですが(笑)
しかし、おそろしい企画だ。
基本的に、倉田 真由美とちがって、ずっと、自分をさらして笑いをとり続けているところがいいです。
まあ、強力な助っ人の力も、確かに借りていますが。
それでも、自分の名前で、ちゃんとケンカ売ってるもんなぁ。偉いわ。
なんで、藤子不二雄A先生とかが出てくるのかは、謎ですが(笑)
しかし、おそろしい企画だ。
うーん、理想のタイプは「海の王子」なのか……。
内面が、ないような気がするのだが。昔は、こんなもんだったのかなぁ。だいたい、なんで、王子なのか、わからないですからねぇ。自称?
でも、確かに、悪には悪の美学があるみたいです。そこは、まあまあかなぁ。読み返せといわれると、とっても苦しいです。
アメリカオバケ、ドロンパ登場。ニヒルでハンサムなヤツです。でも、けっこう今見ると、目がうつろで笑えます。
オバQのスペックの低さは、でも、他のマンガには無い魅力を生み出していると思います。それは、子どもが、本気で遊んでいること。
ドラえもんとかだと、なにかをするのは、どこか実験的なところもあるのですが、オバQの場合は、すべて遊びです。それが、ものすごく素敵。
だから、後の藤子 不二雄のマンガと比べても、パターンが多い気がします。
「オバケのQ太郎」以前の藤子 不二雄って、知らないような気がします。多分、今回のこの「海の王子」を読んだのが、はじめてです。
まだ、自分のスタイルを作る前とということで、展開自体は波瀾万丈なのですが、今の目で見ておもしろいかというと、とっても微妙……というか、けっこう読むのが苦しかったです。
まあ、これも、貴重な歴史の1ページということで。
あとの作品に比べると、Qちゃんという存在そのもののスペックが、ものすごく不安定な分、発想がものすごく自由です。悪く言えば、マンガ的でテキトー。でも、そこが、素敵です。
P子とか、そういった存在も、計算されて出てきたものではなくて、連載されている中で、自然と生まれて育っていったんだなぁとつくづく思います。
あと、絵の中に、ものすごく石ノ森 章太郞のにおいを感じるのですが。女の子とか、おっさんとか。
すごい、いい時代だったんだろうなぁ。