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キャプテンハーロック 次元航海1

ストーリー的には、「キャプテンハーロック」のリメイクな感じです。
でも、その中に、松本 零士作品が、「歴史」として、バシバシ入ってきていて、もう、松本 零士ファンにはたまらない感じになっております。

まさか、ダンガードエースまで正史に組み込むのか!!

まあ、その影響でいろいろ時空が歪んだりしているのですが、それはもう、松本マンガでは良くある事です(笑)

唯一の不満は、松本 零士の絵でないことかなぁ。この絵も悪くないというか、そんなに違和感ないのですけどね。

松本 零士さんの作品は、完結しない事も多いのですが、これは完結して欲しいですね。

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松本零士 創作ノート

話の展開自体は、けっこう、脈略ないところもないことはないのですが、まあなんせ、「かっこいい」のです。

もはや、松本 零士が、本当にかっこいいのか、子ども時代から松本 零士を読んできたから、価値観がそうかたちづくられてしまったのかはわからないです。
それぐらい、松本 零士でできています。

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セクサロイド4

最後は、人間と機械との共存。
そして、世界は多分滅びる。

だって、ほとんどの人が、機械との共存を願った世界は、ほとんどの人がパートナーに人ではなく機械を選ぶ世界でもあるから。
でも、それもとても人間的な事で、まあ、それでも今を一生懸命に生きれば良いではないかというものすごい肯定の中で物語は終わる。

物語は終わっても、彼らの日常は続く。

素晴らしい。

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セクサロイド3

うーむ。
絵が小さいのと、さすがにパターンが決まりすぎていて、ちょっと読むのが辛くなってきた感じが。

でも、この頃から、日本人というのはロボットというか、ヒューマノイドをまったく差別も区別もしていなくて、いいなぁと思います。

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セクサロイド2

カミヨ計画からヤヨイ計画に。
まあでも、やっていることはまったく変わらないという。
主人公がモテモテなのですが、なぜモテるのかというのは永遠の謎。

そして、嫉妬深く、情が深く、一途で、謎な女性は素晴らしい。