セクサロイド1
松本 零士の最初の大人マンガ。
多分、日本の大人マンガのなかでも、かなり初期なものだと思います。
松本 零士が、胸はってかいているところが、素敵です。
まだ、松本 零士の「巻物」はないけれど、ほぼ出来上がっている感じがあります。
扶桑社
発売日 : 1996-04
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松本 零士の最初の大人マンガ。
多分、日本の大人マンガのなかでも、かなり初期なものだと思います。
松本 零士が、胸はってかいているところが、素敵です。
まだ、松本 零士の「巻物」はないけれど、ほぼ出来上がっている感じがあります。
扶桑社
発売日 : 1996-04
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これを読んで、
ダイバー0って、あれか、「クイーンエメラルダス」に出てきた、台場ゼロって、こいつのことか!!!
なるほど、あの海野 広は、人間を滅ぼそうとしているアンドロイドだつたのか!!
そりゃ、トチローとは合わせられんわーー
と、超興奮したのですが、よく考えたら(確かめたら)、台場は正で、アルカディア号の乗組員だし、「クイーンエメラルダス」に出てきたのは、蛮野ゼロだったという……。
あぁ、もしかして、ハーロックが、台場 正をアルカディア号に乗せたがっていたのは、この話が元ネタかな。
しかしこれ、「銀河鉄道999」よりも前の作品なんですよねぇ。
わたしは、松本 零士の意識というのは、「人間」、「アンドロイド(機械化人)」、「メタノイド」とだんだんと広がっていったのだと思っていましたが、はじめから、全部、松本 零士のなかには、存在していたのだということが分かります。
そして、「お互いに理解できない」。でも、それぞれの正義があるということもわかってかいていたんだなぁと。
ボールになったお母さんの設定が、凄いです。
時の輪。
1番遠いところが、1番近い。
「ニーベルングの指輪」あたりから、今までのすべての松本宇宙をつなげていきながら、この世界の上には、さらに階層的に何重にも世界があることを示し続けています。
新しい「銀河鉄道999」しかり、「新・宇宙戦艦ヤマト」しかり、そして、その流れの上に、この「幻想新幹線0」もあります。
わたしの覚えている限り、コスモドラグーン戦士の銃は、はじめから4つあって、ハーロックが1丁、エメラルダス1丁、トチローが2丁もっている。で、その2丁のうち1丁を鉄郎がもっている。
たしか、トチローのお母さんのからもらった。で、その鉄郎がもっているシリアルナンバーが4だったような……。そして、「999」に乗って旅をしていた未来の少年も、たしか、同じシリアルナンバーがついていたような気がします。
でも、これはもしかすると映画の「999」の設定だったかも。
0のシリアルナンバーは、初めて見た気がします。
この主人公の地球も、わたしたちの地球と同じ地球かどうかはわからないと何回も強調されています。
じゃあ、パラレルワールドとかでいいじゃんと思うけれど、松本 零士の中では、どこかつながっているんだろうなぁと思います。
ちょっと、その思いが、これまで以上に暴走していて、読者置いてけぼりな感じもあります。
でも、自分勝手というよりも、強烈な義務感に駆られている感じがするんですよねぇ。
でも、どこまでもついて行くのです。わたしたちは。
というか、いろんな物語の続きを読みたいです。「999」も、「ニーベルング」も、「わが青春のアルカディア」も。
どこかで、集結して、収束していってもいいから。