GUN BLAZE WEST 2
完結。
うん、続きがあったらきっと読むと思います。修正不能の失敗があっても、魅力はいっぱいある話だと思うから。
でも、和月さんのなかでも、終わってる話なので、それはないか。
でも、どっかの作品で、きっとみんな生まれ変わっていると思います。
プロローグが5回。このプロローグの長さが、このマンガに賭ける和月さんの本気を感じさせますよねぇ。
結果は出なかったけど。
ガンファイト自体は悪くないんだけど、相棒として輪投げのキャラクターを出したのが、最大の弱点だと思います。
それならいっそ、相棒は一切武器をつかわない、策略だけでいくみたいなキャラの方が良かった。
どう考えても、銃の方が投げ縄よりも強いし、卑怯っぽいからなぁ。
もしくは、主人公になんかハンデがあるというのは、重要だったかも。
だから、和月さんの「片目」というのは、よい考察だと思った。
主人公が銃で、相棒が短距離攻撃っていうのは、青年マンガならアリなんだけど、少年マンガだと難しいと思います。
でも、このロードムービーっぽいところは、嫌いでなかったです。
最後の街まで、行き着いて欲しかったし、今でも続きを読みたいとは思っています。
「るろうに剣心」の映画、見てきました。
結構、良かったよ。そして、ちょっと、「るろ剣」を読み返したりしています。うむ。あのころから比べると、本当に話のもって作り方、行き方うまくなったよね~(何でこんなに上から目線・笑)
エルムとジョン・ドゥは、同じ問いを抱えていて、なかなかわかりやすい。
魂のあるところはどこか?記憶がその人なのか?それとも…という問いが、これからのテーマになるみたいです。
目からビーム戦、終了。
このマンガ、主人公が黒子というところが、ほんとによくできているよなと、思います。
黒子自身は、ものすごく弱点が多くて、強くても卑怯な感じがしない。
和月 伸宏は、「GUN BLAZE WEST」のとき、これで失敗してるもんなぁ。
相棒が投げ縄で、主人公が銃。どうみても、卑怯な感じしかしない……。
「ガンフロンティア」は、トチローは仕込み刀で、ハーロックが銃。このバランスが大事なんですよねぇ。