武装錬金6
ストーリーを詰め込みすぎなのかもしれないと思った。
6巻で、この展開だもんなぁ。
そのもったいなさが生むおもしろさというのが、確実にあるような気もします。
それにしても、カズキというのは、なかなかいいキャラクターです。
「武装錬金」で、和月さんは、とっても正しい少年マンガを描こうとしていると思います。
「満面の微笑みでゴマかしてやがる」
というのが、今回のわたしの笑いのツボでした。
でも、この合言葉だったら、わたし世代の人は、みんな言えるような気がしますが。
こうやって、まとめて読むと、それほどひどい出来というわけでもないと思います……。
ただ、「キャラクターではなくオレが暴走しています」と、そこまで冷静になれるのだったら、ちょっと押さえるべきかも。