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教養としてのプログラミング

うーん。
ものすごく基本的なプログラミングのお話。まずは、コンピュータを使わずに、プログラミングというのはどういうものかというお話から。
なるほど、こんな切り口があるのかという感じです。

まあ、役に立つかというと微妙です。
ようするに、段取りについて考えろということですね。

段取りの段階を全部スモールステップにして切り出すというのは、大事なんだけれど、なかなか難しいですよねぇ。
でも、そのスモールステップを切り出せるかどうかで、人にものを教えたりするときの効率は明らかに変わってきます。

ただ、それを明文化してしまうと、弊害もあるのもたしか。
1回プログラムが書かかれてしまえば、その部分、部分というのは、交換可能な部品でしかなくなってしまう。

まあ、それは、部品にとっては多分、大変都合が悪い様な気がします。
多分、他人を部品みたいに利用することに抵抗はなくても、自分が部品として扱われることには抵抗があるだろうしね。

頭脳の方は、動きやすい手足があれぱいいので、その手足がどんな部品からできているかは、あんまり気にしないのかもしれないけれど。

でも、プログラムすることすら、プログラムできちゃう未来がくるのかもしれない。
そうすると、頭脳すら、すげ替え可能な部品なのかもしれない。

いや、IT関連の企業の激しい移り変わりを見ると、実はもうそういうことは起こっているのかも。

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プチ哲学

かな~り前に、、すごろくやさんの店員さんのブログ、「Mellow My Mind」で紹介されていて気になっていた1冊です。

一気に読むと、ただただサーーッと流れていってしまいそうで、1日1つか、2つずつ読んでいきました。

「おぉ!」、と気づくことも多いのですが、最近、「おぉ!」と気づいた後、何にも続いていかないような気も少ししています。
なんでだろうと考えるところから、はじめないといけないのかも。

まあ、その思考停止も、人のせいにしている限り、前にはすすんでいかないんだろうなぁ。
まぁ、どの道も、自分が選んだ道で、人に選ばされた道なんてないんだから……。

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デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士4

国を取り返すまでのお話。

うーん、多少、リィの特殊能力に頼りすぎというきらいがあるのと、このオチが許されるのだったら、今までの戦いはいったい何のためにと若干思ってしまうところが。

でも、物語の中の人たちは、さわやかに、受け入れるのね……。
ちょっと、そのあたりは、どうなんだろうと。

しかも、彼女、帰るっていっているのにねぇ。

次に何が起こるのかとかは、けっこう楽しみです。

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デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士3

うーん、そこまで、血筋にこだわるのかというのが、けっこう意外でした。
というか、それは、もっと以前に調べられたのでは??

このまま、血筋関係なしの方が、わたしとしてはおもしろいのですが、パターン的には、そうはならないのかな。

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デルフィニア戦記 第1部 放浪の戦士2

「風の大陸」でも感じたのですが、主人公側は、あくまで格好良く(まあ、この小説はおっさんも多いのですが)、敵側は、あくまでも愚かです。
そのあたりは、わかりやすい面白さでもあるのですが……。