外薗昌也,読書いいひと。,ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ,外薗 昌也,琉伽といた夏,集英社

琉伽といた夏4

選択というのは、これぐらい難しくて、苦い物なのだということを、「いいひと。」にも、知ってもらいたいもんだ。

というわけで、琉伽夏完結です。

甘くて苦い不思議なテイストに仕上がりました。
最近の外薗作品は、ラスト、ものすごくつっぱしっていく印象が強かったのですが、この作品は、少し前のこの人の物語の終わり方を彷彿させます。

「全てお前にまかせる」

と言われて、今までは考えなしに動いていたのに、1番困ったのは、主人公自身だっただろうなぁと思います。

そして、それを越えて、

「わかった!あとはまかせろ!!」

のセリフ。

最後のオチは、なくてもよかったかなぁとも思うのですが、それが真実なのではなくって、彼自身が、そう信じて救われ勝ったのかもしれません。そう考えたら、あれは、あれでよかったのかな。

もしあのとき……。

読書,高橋陽一キャプテン翼 ROAD TO 2002,ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,集英社,高橋 陽一

キャプテン翼 ROAD TO 2002 11

このペースで行くと、次のワールドカップぐらいで、やっと物語の中でワールドカップが始まるぐらいでしょうか?

岸虎次郎,読書ヤングジャンプ・コミックス,岸 虎次郎,集英社,BLOODY MARY,MAR

BLOODY MARY 3

人と悪魔。
でも、心を持つ者として、一緒に生きていくすべは無いのか?

すごいレベルの話になってきたと思います。

Bloody Mary(3)

岸 虎次郎 / 集英社(2003/09)


岸虎次郎,読書ヤングジャンプ・コミックス,岸 虎次郎,集英社,BLOODY MARY,MAR

BLOODY MARY 2

今ひとつ、オスの存在というのがよくわからないのですが、けっこういい具合に暴走していると思います。

羽根の生えたところは、グッときた。

Bloody Mary(2)

岸 虎次郎 / 集英社(2003/02)


井上雄彦,読書ジャンプ・コミックス,ヤングジャンプ・コミックス,リアル,井上 雄彦,集英社

リアル3

この話のすごいところは、話の中心に野宮を持ってきているところだと思います。

そして、この人達の心の動きは、なんか自分とかさなる。

「同情されると惨めになる」

「生涯は不自由ですが不幸ではありません」

それは、一面の真実。
でも、真実は、いつも、一面だけではない。
もちろん、それは、健常者の都合のよいようにも、障害者の都合のよいようにもできていない。

そういうことを、最近、よく考えます。