天才柳沢教授の生活21
前巻に引き続き、なんと今巻は、全編過去編です。
こんな話になるとは、思いもしませんでした。
というか、この話が21巻も続くなんて、考えもしなかったかも。
めちゃくちゃおもしろい、戦後の混乱期編なのですが、現在にまたもどってこれるかどうかが、ちょっと心配です。
なんか、不思議な少年が出てきても、おかしくないような話です。
前巻に引き続き、なんと今巻は、全編過去編です。
こんな話になるとは、思いもしませんでした。
というか、この話が21巻も続くなんて、考えもしなかったかも。
めちゃくちゃおもしろい、戦後の混乱期編なのですが、現在にまたもどってこれるかどうかが、ちょっと心配です。
なんか、不思議な少年が出てきても、おかしくないような話です。
なんで、いきなり外伝なんだろうという疑問はでてきますけど。
史実ではなくって、自分の中の山頭火だということなんでしょうか?
崩壊した家庭とかいいながら、山頭火の家も、太宰治の家も、中原中也さんの家もそうだったかな、やっぱり、すごい経済的に余裕がある家で、余裕があったから、文学とか言ってられた面ていうのはあるんだろうなぁ。
1巻最後に、咲野という女の子と結婚して終わるわけですが、その関係が典型的な「ダメンズ」と「ダメンズウォーカー」です。
まぁ、ある種類の男は、その手の骨までたかれる女の人を選ぶ目だけは確かだ。
でも、山頭火の文学が、その彼自身のダメさや、弱さ、感受性の強さから出てきているのは、確かだろう。
「愛せんけど、愛されてはいたい。やさしく、ほんわりと」
というセリフは、とってもリアルで、まあ自分の中にもダメダメ山頭火がいるのだろうなぁというのはわかります。
まあ、出来ることなら、しがらみ全部取っ払って、楽しいことだけ求めて、旅に生きたい。野垂れ死んでも。というのは、男の共通のあこがれであるのかもしれません。
だから、そんなダメンズな山頭火を、なんやかんや言いながらも、愛してめんどう見てる人があるんだろうなぁ。
美津さんは、1巻に出てくる女の子の中では、とっても正しい女の子であると思います。
だから、「美津の笑顔は裏になんか女の企みがあった」とか言われているのを見ると、ホンマに男は女の都合のいいところしか見てないんだなぁと思ってしまいます。
結婚をきっかけに、山頭火は落ち着くのか?それなら、なぜ放蕩の生活にもどってしまったのか?
など、続きが気になります。
蜘蛛は網張る 私は私を 肯定する
この巻のお気に入りの1種です。
いわしげ 孝 / 講談社(2003/07/23)
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実は、実際のプロ野球も、高校野球も、ほとんど見ないので、わたしの野球の知識は、主に水島新司のマンガに依っています1。
野球をそれほど知らなくても、水島野球マンガは、それなりに面白いということです。
五利さんの話をここまで引っ張ってくるとは思いませんでした。でも、最近のメッツは、本当に強いですねぇ。
昔は、いつも(すごい選手が多い割には)最下位のあたりをウロウロしていたのに。
「大甲子園」で、球道くんと山田の試合を、鉄ちゃんや、五利さんが見に来ていたことがあって、その時、
「メッツは、山田というより、球道くんか、岩鬼が似合うよなぁと思っていました」
今、「ドカベンプロ野球篇」が始まって、「ドカベン」世界の選手たちが、「野球狂の詩」のメッツとかがあるプロの世界にこなかったのが、ちょっと残念です。
「あぶさん」とかもあわせて、おんなじシーンを、いろいろな角度から見せるとかあれば、
「山田を打ち取るには、わしがいかんとあかんのじゃー」
とか言って、マウンドに上がる岩田鉄五郎って、けっこう見たくないですか?
話し作るのは、すごくしんどいかな?
でも、今でも、野球マンガばっり何本も連載しているんですから、すごいですよね。
核をアメリカに使う。
それは、あの戦争を長引かせる結果になるだけだと思うのだが。
そして、だれも、どこにも、その重さに耐えられる人間がいるとは思わん。
草加も、「戦争の早期解決のために核は正義であった」とか言うのだろうか?
核の話が出てきたときは、「沈黙の艦隊」と同じことをしようとしているのかとも思ったのだが、核の恐怖を知らない世界では、使われない限りその力は抑止力にならない?
そういえば、アメリカが一方的に虐殺しているあの戦争、大量破壊兵器とやらは、出てきたのでしょうか?