大場つぐみ,小畑健,読書ジャンプ・コミックス,マンガ,大場 つぐみ,小畑 健,集英社,DEATH NOTE

DEATH NOTE 11

結局、このマンガが許されるということは、モラルとかなんとかいっても、人気があれば、それなりに逸脱していてもOKということなんだろうなぁと思います。
あと、最後に、ちょっと正義が勝てば。

いよいよ、ライトとニアの直接対決という感じのところです。
ただ、バトルものとくらべると、こういう連載で、人気あるからといって、引き延ばすのは、けっこうつらいだろうなぁと思います。

人気なければ、きっと、Lに捕まっていたんだろうなぁ。

では、直接対決の後にどうやって引き延ばすのか?
それも、けっこう注目しています。

宮下英樹,読書センゴク,マンガ,ヤンマガKC,リアル,宮下 英樹,講談社

センゴク8

この物語で、あんまり、リアルリアルといわない方がいいと思います。
どっちかというと、マンガらしい。そのマンガらしいところが、とっても魅力的です。

リアルな世界では、人はフワリとは落ちてきません。

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最後の竜戦士 モンスターメーカークロニクル

モンスターメーカーの原点ともいえる銀爺のモンスターメーカーです。
もう、モンスターメーカーは、大好きな世界です。
TCGは、主義として遊ばないのですが、TCGの「リザレクション」が出る前から、ファンクラブに入っていました。会員番号は、かなり若いですよ~というのが、自慢です(笑)
↑ その後、活動を全然しなくなってしまったのですが(と書くと、以前は活動をしていたみたいにみえますが……)。

ということで、コミック版、小説版ともに、モンスターメーカーは、大好きです。
最初に遊んだテーブルトークのRPGは、「モンスターメーカーRPG」でした。
ちなみに、スーファミ版「モンスターメーカー3」は、難しくてクリアできませんでした。

今回の「最後の竜戦士」は、そのモンスターメーカーのなかでも、有名なキャラクターが出てこない珍しいつくりになっています。
うーん、有名なのは、前作の主人公アイラと黒耀球ぐらいではないかと思います。まぁ、アイラも、どっちかというと有名ではないか??

九月姫のマンガ版のモンスターメーカーや、ゲーム版のモンスターメーカーは、比較的、女の子が主人公の物語が多いような気がします。
でも、鈴爺の書くモンスターメーカーは、マジックマスターのシリーズも含めて、どっちかというと男の子が、主人公ぽい話が多かった気がします。1

で、この人のかく男の人なのですが、性格が、けっこう堅いのです。なんでだろう。タムローンとかは、もっと、博徒なんだから奔放でいいと思うのですが、堅いのです。
なんか、タムローンも、リンクも、同じ感じに堅い(笑)
これは、きっと銀爺の性格がそうなんだろうなぁと思います。

で、この「最後の竜戦士」の主人公も、やっぱり、堅かったです(笑)

わたし、普通なら、こんな堅い男ばっかり出てくる小説、読めないです(おーい!ファンクラブ会員!)
なんていうか、色っぽくない。

でもでも、この人のかく女の子は、めっちゃくちゃよいのです。
シャルメンは、もう好きなキャラクターナンバー1です。それから、マジックマスターに出て来たディオシェリルとかも、いいんです。
なんか、ものすごく、いろんなものを抱えながら、生き生きと生きているんです。
すごく、色っぽいんです。

いや、もちろん、男が色っぽくないのは当たり前かもしれないのですが……いや、そういう意味じゃなくて、魅力というか、オーラというか……。
ずっと、印象に残るか残らないかと言い換えてもいいと思います。

でも、「最後の竜戦士」では、あんまり女の子が活躍しませんでした。
ということで、はっきりいうと、ちょっと物足りなさを感じました。

それは、この物語がもつポテンシャルが低いというわけではなくて、多分、物語の長さが足りないのだと思います。
ファンタジーは、「人間」を語る以外に、「世界」とか「世界観」も出していかなければなりません。
どうしても、出版社も変わっての新しい展開ということで、その「世界観」の方に力がいってしまっています。だから、「人間」の物語は、最低限のストーリーだけになってしまった気がします。

これが、今までのお話のように、上下2巻ぐらいの物語ならば、いろいろな絡みもでてきたのだろうなぁと思います。
だから、惜しい作品だと思いました。

ただ、モンスターメーカーのまわりが元気になって、物語が語られていくのは、とってもうれしいことです。
これと、「リザレクション」の後は、あんまり展開がどうなっているのかわかりませんが、これからも、続いていって欲しいです。

特に、九月姫のマンガは、復活して欲しいです。

  1. いや、「ドラゴンライダー」の主人公はアイラだろうという話もありますが……でも、あれって、タムローンとか、シャルメンの印象が強いんですよねぇ。 []

水島新司,読書ドカベン,ドカベン スーパースターズ編,マンガ,少年チャンピオン,少年チャンピオン・コミックス,水島 新司,秋田書店

ドカベン スーパースターズ編4

ドカベンのキャラに負けてないところが新庄のすごいところです。
あれをやるのは、やっぱり、自分にすごい自信があるのか、義務感があるのか、なんにも考えてないかのどれかだと思います。

引退ですか……。

冨樫義博,読書シャーマンキング,ジャンプ・コミックス,マンガ,冨樫 義博,封神演義,集英社,HUNTER×HUNTER

HUNTER×HUNTER23

どうしても、物語の構造的に「強さのインフレ」をおこしてしまうジャンプのマンガなのですが、この「ハンター×ハンター」、藤崎竜の「封神演義」、武井宏之の「シャーマンキング」は、その「強さ」の質を上手に変化させてみせた作品だと思います。

もっとも、どの作品も、今のところ志なかばなのですが……。