二ノ宮知子,読書のだめカンタービレ,マンガ,二ノ宮 知子,講談社,講談社コミックス,講談社コミックスキス

のだめカンタービレ10

理事長の謎が明らかになります(笑)いや、たいしたネタではなかったです。
わりと、細かいこういう話も、多いよな。なだめの作ったフォントにしても。

そして、第2部というかなんというか、パリ編のスタートです。

今まで、巨匠以外は、千秋と並び立つ人はいなかったのですが、同世代のライバルもでてきたようで、期待大です。

しかし、今までピアノのコンクールのマンガは読んだことあったけど、指揮者のコンクールってあるんだ。はじめて知った。

藤崎竜,読書ジャンプ・コミックス,マンガ,封神演義,藤崎 竜,集英社

封神演義18 完全版

結局、妲己がなにを考えているのかは、つかめないんですね。

それが目的なら、あの残酷さはなんのためにあったのか?目的のためなら、手段を選ばずだけでああするとは思えないじゃないですか?

そのあたりは、少年マンガの枠の中に収まりきらなかった部分があるのかもしれませんねぇ。

妲己が太公望にこだわった理由も、太公望が、最後に妲己に、

「まだ消えてはなら……」

と言った理由も、あんまりにも説明不足だなぁと思うのです。

そして、やつれている武王が、彼の未来を暗示しているようで、痛々しいです。

そういえば、藤崎竜は、そういう残酷なことをポッとかいちゃう人だったな。

「封神演義」の題材は、かなり魅力的なので、また、誰かがかいたいろいろな封神演義が読めたら楽しそうです。

伏見健二,読書アスキー,スー,マンガ,メディアワークス,モンスターメーカークロニクル,リザレクション,戦争,RPG

リザレクション モンスターメーカークロニクル

わたしは、モンスターメーカーの世界としては、鈴木銀一郎の小説と九月姫のコミックぐらいしかしらないんですねぇ。
あと、昔アスキーからでていた「コミカル・モンスターメーカー」とスーパーファミコンの「モンスターメーカー3」あたり。
TRPGとしての「モンスターメーカー」。

「コミカル・モンスターメーカー」は、同人誌っぽい感じのファンブックみたいなマンガでしたが、あとのモンスターメーカーは、鈴木銀一郎がどれも深く関わっている「銀爺のモンスターメーカー」という感じですね。

で、本作は、伏見健二のモンスターメーカーです。
もちろん、世界観的には、銀爺の世界ですし、あの有名キャラなんかも、いろいろと出てくるわけですが。
でも、いい意味で、銀爺とはちょっと違った世界の広がりをみせてくれています。

これを読むと、これから先、オークの戦士がどうなったのかとか、記憶を取り戻したルーはどうなのるのかとか、いろいろ気になります。
それ以上に、第4次モンスターメーカー戦争って、どんなんなのよというのが気になります。神々さえ滅ぼしてしまった戦争……。

このあたりは、もちろん「リザレクション」の設定としてはあるのだと思いますが、小説として読んでみたいなぁと思います。

モンスターメーカーの世界って、転生を繰り返す世界なので、同人誌的に(という言葉が適当かどうかはわかりませんが)いろいろな人が、同じキャラクターを使って物語を語りやすい世界なんですよねぇ。
なのに、そうやって語られた物語が、「コミカル・モンスターメーカー」と「リザレクション」だけなのは(わたしが知らないだけかもしれませんが)、惜しい気がします。

いろんな人がこの世界を語って、広がっていくと楽しいのになぁ。

といいつつ、カードゲームの展開の方も、一段落。これ以上の展開は、ないのかなぁ…。

最後の人の話を聞かない神様と人の話を聞かないルーのやりとりは、笑ってしまいました。

キミら、似たもの姉妹(笑)

リザレクション―モンスターメーカークロニクル

伏見 健二 / メディアワークス


小山田いく,読書アニマルDr.由乃,ブッキング,ホラー,マンガ,ラー,学校,小山田 いく,fukkan.com

アニマルDr.由乃

小山田いくは、小学校高学年から中学校、高等学校時代ぐらいまで大好きだったマンガ家さんです。じつは、考え方とは、けっこう影響をうけていたりするかも……。

ただ、少年チャンピオンから離れてしまってからは、追いかけられていないのです。

ということで、「アニマルDr.由乃」は、復刊されたマンガですが、全然、読んだことがなかったものです。

1話完結の人情、獣医、ホラー物語でした。

人情、獣医はわかるけど、ホラーって……。掲載されていた雑誌が、「サスペリア」だったのですね。しかし、よく考えれば、人情も、獣医も、ホラーも、この人の得意分野で、それほど無理しているという感じではなさそうです。

思春期(とかいてグリーン・エイジと読ませるのですよ)に読んでいたときほどの凄さは感じないにしても、安定して、どっしりと書き続けている。それがとってもうれしかった1冊です。

荒木飛呂彦,読書きら,ジャンプ・コミックス,マンガ,荒木 飛呂彦,集英社,STEEL BALL RUN

STEEL BALL RUN 10

ジョリーンをかいてたので、けっこう慣れてきたのかと思っていたのですが、気をぬくとルーシー、ブスになってますねぇ。
はじめの方の巻では、けっこう美人にかけてたと思うのですが。

しかし、ジョニーの回想シーンがでてきて、けっこう、悲しい過去があきらかになっているのですが、アレ、前後の関わりがブッとんでいます。
そういえば、ヒガシタカのヘソが2つあるというのも、とんでるよなぁ。ただ単に、ホットパンツが、女(?)だということを示したかっただけ?

そういえば、「チーズの歌」というのも、なんか、意味なさそうだ(笑)それをマンガのなかにいれても、なにも言われないのだろうか、この人は?

ますます、お話はワケがわからなくなり、いつまでついて行けるのか心配な、でも、それでもなかなかに楽しい10巻です。