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レダ1

語る語る。
多分、栗本 薫にとって、SF(ファンタジーとかを含めない狭い意味のSF)の本質は哲学にあるのだろあなぁと感じさせる1冊です。
世界のあり方とその中の自分のあり方。文化と文化のぶつかり合い。そこにある強い感情。

そして、そこから何が生まれてくるのか。

多分、そういうことに興味があるのだと思います。

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グイン・サーガ・ワールド6

「草原の風」。
少女が誰かというのは、読んでいる人には一目瞭然。
多分、全員が、

「これは、わたしの中のイメージとはちょっと違うな」

と思いながらも、それでも、ひかわ 玲子のイメージの中ではこうだし、それも納得できると思う。

思い出はいつも若く、人はいくたびもそのなかにかえっていく。

それは、イシュトヴァーンのためだけの言葉ではないのだなぁと。

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火星の大統領カーター

これ、読んだことあるよなぁ、角川文庫で……。
と思っていたら、それは、「エーリアン殺人事件」で、この本とは全然違っていた。

そういえば、「火星の大元帥カーター」は、まだ読んでなかったりします。
だから、ネタがおもしろいのかどうかは、わからないというのが正直なところ。
まぁ、楽しむための教養が足りないというやつですね。

でも、最近思うのは、知っているということは楽しいということなんだろうなぁということです。
多分、植物のことをいっぱい知っていれば、山道を歩くだけでも楽しいし、車のことをいっぱい知っていれば、道を走っている車を見るだけで楽しい。馬の血統ことを知っていれば、きっと競馬も楽しい。

だから、好奇心はいつも広げていることは、楽しく生きていくことに繋がっていると思います。

興味の偏っているわたしですが。

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死人の鏡 クリスティー文庫58

読んでいて、つまらなかった印象はないのだけれど、ビックリするぐらい印象に残っていないのも確かです。

ポワロの短編。なんか、似たような人がゴチャッと出てきて、どうしても見分けがつかない感じがあるなぁ。
なんというか、パーティみたいなところにいろいろな人が集まって……っていうのが、苦手なのかも。

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革命の倫敦 ブックマン秘史1

うーん。
今、自分の中でシャーロック・ホームズが熱い(特に、「SHERLOCK」と人形劇の)ので、アイリーン・アドラーが出てきたあたりは、超テンション上がったのですが。

その後、もっと楽しくなりそうなのに、なんか地味で謎な雰囲気の方に行ってしまいますねぇ。

この本を楽しむには、ちょっと教養が足りなくて、もうちょっといろいろ知ってるとおもしろい感じがするのかなぁ……。
でも、ホームズのパートも、そんなに消化できてないしなぁ。微妙だ。

アイリーン・アドラーの姿は、すっかり人形劇のイメージになっていて、それはなんだかこの物語ととても似合っている気がします。