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トランスアメリカ

そして、鉄道ゲームその2です。
でも、このゲームは、大丈夫です。
なぜなら、りんも持っているから。
わたしの持っている鉄道ゲームは、「トレインレイダー」と「トランスアメリカ」だけです。

なんで、鉄道ゲームに抵抗あるのに持っているかというと、いろんなところで紹介されている記事を読んだとき、

「このゲームは、軽い」

と必ず、書かれていたからでした。
たとえ、鉄道ゲームでも、みんなが認める「軽い」ゲームなら、きっとわたしもできるはず。

だから、プレイ自体ははじめてでも、どんな感じかなーとマニュアルを見ながらコマなんかを並べたことはあります。
たしかに、軽い。簡単です。地名の表示がアルファベットでなければ、子どもともできそうな感じです。ローマ字が読めるぐらいになると、抵抗なくできるかもしれません。
カードにも、場所を表すイラストがついていて、アメリカの地理に詳しくないわたしでも、とても、プレイしやすいです。

「トレインレイダー」を妹としたときは、ミッションに書いてある地名をさがすだけでも、ボード中を見回して、あたふたしたもんだ。
しかも、ゲーム中に見失ってしまって、また、おおさわぎでさがしたもんだ。
それから思えば、なんてユーザーフレンドリーなんでしょう。

あの黒い線路の束を目にしたときは、いやーな予感がしたけれど、やってみると、それも、すごく使いやすいものでした。

ただ、1人でコマをならべているだけの疑問は、「運以外の要素」って、このゲームあるのかな?というものでした。

みんなとプレーすれば、きっとそんな疑問も解けるはずです。

ゲームの目的は、アメリカの5つの都市を線路で結ぶことです。
線路を結ぶのが目的ですから、その上を列車が走ったりはしません(笑)。
プレーヤーは、ひたすら都市から都市へと線路を引くことに専念すればいいわけです。

プレイヤーは、まず最初に自分が線路を引かなければならない5つの都市のカードを配られます。
都市は、アメリカ全土で5つの地域にわけられていて、各地域、必ず1つの都市のカードをもらうことになります。
だから、5つの都市は、だいたいアメリカ全土に散らばることになります。

カードは、地域ごとに裏の色が違っていますので、5種類の色のカードを1枚ずつ取るわけです。
表には、都市の名前とそのだいたいの位置を示す地図が書いてあります。

5枚のカードをとったプレーヤーは、じっとそのカードをみて、つながなければならない目的地を確認します。
そして、おもむろに好きな場所にスタートの印をおきます。
このスタートをおくのは、目的の都市の1つの上でもいいですし(これで、1/5目的は達成です)、全然、別の都市でもいいですし(意味があるとは思えませんが)、都市と都市のあいだの線路の継ぎ目においてもいいのです。

各プレーヤーは、自分のスタートの印から、つながっている線路にしか、線路をのばしていくことができません。
線路は、真っ黒です。真っ黒な線路を全員で使います。
そのうちに、わたしの線路と他のプレイヤーの線路がつながってしまいます。

「オー、同じ色だから、だれの線路かわからなーーい」

大丈夫です。つながった線路は、全部自分のものです。スタートタイルからつながっている線路の延長上なら、たとえ人がおいた線路の先にでも、どんどんつなげていくことができます。

そして、はやく5つの都市をつなげた人がでるとひとまず終了です。
つなげられなかった人は、後いくつ線路を最短距離でおけばすべての都市をつなげられたのかを数えて、それが失点になります。

点数を数えたら、ボードから全ての線路を取り去って、カードをすべて引き直して、再スタートです。
失点が、あるボーダーを超えた人がでるとゲームセット。失点の少ない人が勝ちます。

実際のゲームでは、最初、わたしの手札の5都市は、山に囲まれた都市が2都市入っていました。
自分の手番では、線路を2本ずつおいていくことが出来るのですが、「山」や「川」など特別な地形のところでは、1回に1本しかおけません。
しかたがないので、スタート位置は、中央よりの都市から出発することにします。

コツがいまいちわからないので、人が引いてくれている線路を利用しつつ、都市から都市へ最短距離になるように線路を引いていきます。

「でも、結局、都市の周りの山は、自力で越えるしかないんかー」

と山越えしているうちに、ゴールに着いた人が…。

失点5。

2回戦目。
今度は、わりと5つの都市が近いところに。
端から端へと素直に線路を引くために、目的地の都市の上にスタートの印をおきます。
見てると、都市ではないところに、スタートの印をおいている人も。

うーむ。あれは、どういう意味なんだろう?

素直に素直に、ひたすら真っ直ぐ都市どおしを結んでいくと、あと3つ線路を引けば、全都市制覇というときに、また、先を越されてしまいました。

で、この時点で、ゲームは途中でしたが、他のゲームをされていた方々が終了されたので、こっちもゲームを終了。

軽いゲームは、あつかいもちょっと軽いですか?

うーん。手軽に遊べるゲームなのですが、それでも疑問は残ります。

このゲーム、運以外の要素ってあるの?
人とやってみても、やっぱり作戦が全然思いつかないです。

でも、5都市を結んだ人は、1回戦目も、2回戦目も、同じ人でした。ということは、やっぱり作戦があるのかなぁ。

わたしが思いつくのは、

あんまり、が線路引いていないところに行かない。
人の線路に便乗できないと損になるから。

ひたすら、最短距離を行く。
回り道してもいいことない。

ぐらいなんですが。

うーむ。どうなんでしょう。
疑問だ。

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カルカソンヌ2  原始の営み

買ったんですけどね、まだ、遊べてなかったんです。
で、「カルカソンヌ」は、したことあるけれど「2」は、まだという3人が集まってプレーです。
でも、なぜか、インストは、バラックさん。「カルカソンヌ2」ではないゲームを向こうでされているけど、バラックさん(笑)。
お世話、おかけしました(笑)。

えーと、「1」との違いは、こんな感じでした。

「道」が「川」になった。
「街」が「森」になった。「紋章」が「キノコ」になった。
「草原」は「草原」のまま。
「寺院」は、なくなった。

で、それじゃあ「1」からは、絵柄が変わっただけかというと、そんなことはなくって、「1」と「追加セット」のいいところをミックスして、遊びやすくしたという感じです。
「川」、「森」は、ゲーム終了までに完成しなかったら、0点です。きびしい。
でも、「森」は、2つだけのタイルで完成させた「森」でも、例外がなくなり、2×2の4点がもらえます。
また、「森」を完成させたとき、その「森」のなかに金塊がある場合は、完成させた人は続けて「ボーナスタイル」を引くことができます。「ボーナスタイル」は、他のタイルよりボーナスのついたお得なタイルで、その手番に続けてそのタイルの上に、コマをのせることができます。

今回、ゲーム終了までコマが帰ってこないのは、やっぱり、「草原」においた人のコマ。それから、新しくできた「水系」にく小屋のコマです。

草原の点数は、わかりやすくなって、(その草原にいる動物の数)×2になっています。ただし、トラは、マイナス点です。草原に、トラがいると、弱い動物は、ドラと同じ数だけ食べられてしまって、点数が減ります。
草原の点数は、以前と比べて少し弱体化したようすです。

小屋のコマは、つながった水系を全て支配するでき、支配している水系にいる魚の数だけ点数がもらえます。

わたしは、2人ともに、ポイントタイルで1周(50点)以上の差をつけられてダントツトップでオシリだったのですが(笑)、そのわたしの印象としては、

「川」がけっこう強いかな。

という感じがしました。
「道」の場合は、単純に長さ(タイルの数)だけが点数になるのですが、「川」は、湖に魚がいるとさかなの数だけボーナス得点がはいります。

逆に、「森」は、「キノコ」という「紋章」と同じ働きをするタイルがあることはあるのですが、それらはすべて、「ボーナスタイル」として引いてこなければ手にはいらないのです。「1」にくらべると、その数が、すごく少ないように感じました。

だから、でっかい「森」を作ることを考えるより、金塊入りの小さな「森」をつくって(2タイル森でも点数はちゃんともらえるから)、ボーナスタイルを引くというのが、いいような気がします。

わたしは、でかい「森」をしかも1度に2ヵ所に作ろうとして、片側だけしか完成せずに、大きな点数を逃してしまいました(泣)。
しかも、一方のの「森」は、「金塊」がいっぱい詰まった豪華仕様でした。完成した森に、金塊がいくつあっても、めくれるボーナスタイルは1枚です。しかも、その「森」の完成したときは、終盤戦。もはや、めくるボーナスタイルは、残っていなかったという……。

アーアーアー。

ジャングル(森)に雄叫びが響き渡ったかどうかは、だれもしらない(笑)。

まあ、よく考えたら、人間の住む場所をつくるゲームなんだから、そんなメチャクチャでけぇ「森」があったら、住みにくくてしゃあないわな。
逆に、水は、すげえ大事だなと思った。

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着くまで

冬休みになって、子どものいないさびしい日々を送っているりんです。
子どもとどうしても、遊びたいよ~~。
ゲームがしたいよ~~。
ということで、年末もおしせまった12月29日。「うつぼゲーム会」に参加させていただきました。

「うつぼゲーム会」は、地元青年会の方々が子どもや家族の方々にボードゲームを通じて互いのつながりを深めていこうと大阪の靱(うつぼ)公園の近くで開かれている、ファミリーでゲームをできる会です。
「世界のボードゲームを広める会ゆうもあ」の方々が、この会の運営に協力していて、これからも、もっともっと、日本中にゲームを広げていこうしているそうです。

実は、ゲームを始めたのが今年になってから。
子ども以外に、一緒にゲームをする仲間のいないわたしにとっては、はじめてのゲーム会の参加となります。

ファミリーでもないのに参加するのは、「子どもとゲームをする」、「ゲームを広く伝えていく」という「世界のボードゲームを広める会ゆうもあ」の活動を小野さんの「Table Games in the World」のページで知り、それに、わたしが、とても共感して、惹かれるところがあり、「ぜひ、参加させていただきたい」ということでメールを送らせていただいたというご縁です。

手荷物は、「ザップゼラップ」。これなら、小学生も楽しめるはず。時間制限なしで、やってみたいのです。
ドキドキしながら、大阪へ。大阪で「東梅田」から四ツ橋線に乗り換えて「本町駅」へ行きます。でも、大阪を知っている人の話によると、

「梅田から歩いても1時間もかからないよ~」

とのことですから、慣れてきたら歩いてもいいかもしれません。
「本町駅」の28番出口から出て(このあたりは、「うつぼゲーム会」のホームページに詳しい地図が出ています。わたしの一族は、みんな方向音痴なので、プリントアウトした地図をしっかりと握りしめていましたとも)、四ツ橋筋を真っ直ぐ行くと、マクドナルド。
ちょうど、大阪に着いたのがお昼前ぐらいでしたので、ここで昼飯を食べることに。

「……チーズバーガーと、それから、シェイク。バニラシェイク」

ここで、りんの身に思いもよらないショッキングな出来事が!!

「申し訳ありません。当店では、シェイクの取り扱いはしていないのです」

そ、そんな店があるなんて。しかも、大阪に。
た、たしかに、デパートの上とかにあるマクドでは、メニューがミョーに少なかったり、セットがなかったりということはあったのですが、こ、こんなところで、こんな攻撃にあうとは!!
シェイクマニアの人は、知っておいてください(さて、このサイトを見ている人の中にはたして何人いるでしょう?)。
靱のマクドには、シェイクがない。

まあ、そんな(ゲーム会とは何の関わりもない)衝撃的なことがありながらも、昼ご飯を食べて、ちょっと靱公園をウロウロ。
いえ、別に道に迷っていたわけではないです。
ただ単に、地図にでっかく載っていた靱公園って、どんなところか興味があったのです。

靱公園は、縦に細長い通り抜けみたいな公園でした。
そして、すごい人、発見。
この寒空の下、裸足で空手(他の道着を着てする格闘技かも。わたしに見分けはつきません)の稽古をしている初老の男性がおられました。
彼に比べれば、わたしは、まだまだ若造。シェイクごときでショックを受けているようでは、恥ずかしい(と、まだこだわっているところがダメですか?)。
と励まされた気持ちになりました。

縦長の公園の縦の辺の真ん中あたりに、出入り口。そっちが、どうやら会場の「靱会館」の方だということで、その出入り口から公園を出て、道路に沿って行きすぎた道を帰っていきます。
そうすると、ビルのガラス張りの部屋の中で、ゲームをやっている人たちを見つけました。
そして、窓際のテーブルには、ゲームの箱の山。

ここや!

入り口の方にまわって、自動ドアの前に。
あ、開かない。
わたしは、ドラえもんのようにスマートですからねぇ。
この体重に自動ドアが反応しないのも、無理はない
むしろ、重すぎて壊れたか?
気を取りなおして、ベルを…。
うん、「ご用のある方は、呼び鈴をならしてください」と貼り紙もしてあります。

プッシュ。

これ、音でてるのか?

まぁ、中に人は、いてますからねぇ。入れるはず。
そのとき思い出したのは、ん十年前、高校の時、いつも通学に使っていた京阪電車。
「坂本」という冬はメチャクチャ寒い駅が始発駅で、りんたちは、そこから電車に乗っていたのです。
ふつう、始発駅の電車って自動ドアを開けて、お客さんを待っているもんでしょう?
でも、寒冷地の電車は、車内が寒くならないように自動ドアが閉まっているんです。
そんなときどうするか?
なんと、自動ドアが手動ドアになっているんですね。
自分でグイグイとドアを開けて、またグイグイっと閉めるという。

試しに、ドアの境目に手をやって、グイグイ。
開きました。
今、新しい扉が。

ということで、長すぎるので次回に続きます。

ゲームは、どうした?

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きのうは、新しいコンピュータを注文するために京都のDOS/Vパラダイスに。
わたしが家で使っているコンピュータは、Windows98SEです。
まあ、3Dがグリグリ動くようなゲームはしませんし、職場のMeに比べると安定していて不満は少ないのですが、そろそろハードディスクが容量的にやばくなってきました。
そこで、初めてのXPマシンに挑戦です。

ゲーム日記なので、コンピュータのことは、これ位でおいといて、せっかく京都まで出たということで、「イエローサブマリン 京都店」に行ってきました。

普段は、午前中にしかうろつかないのですが、DOS/Vパラダイスもイエローサブマリンも、11時ぐらいからしか開店しないという事で、この日は、昼からの行動です。
さすがに、3連休の真ん中の日曜日。しかも昼からです。人通り、車どおりも多い。
いつも車をとめている四条の「西川ガレージ」さんに行くと、「満車」の文字が……。
窓開けて、

「おっちゃん、入れへんの?」

と聞くと、

「1台だけやったら、なんとか」

と言ってもらえました。

「いつもは、早いのに今日は、ゆっくりですね」

とおっちゃんに言われたところをみると、多分、お得意さんやから特別に入れてもらえたみたいです。

コンピュータの注文をして、その後、イエローサブマリンへ。
さすが、3連休。それから、きっと冬休みだからですね。
普段は、大人の男の人が多いのですが、めずらしく子どもや、それを連れてきた中年の女性などの姿もみられました。
おくのプレイスペースでは、なんかのカードの試合をされていたようです。
中年ぐらいのカップルらしき方もおられて、女性の方が男性の方に、

「ねぇ、ねぇ、ここ、いったいどういうとこなの?」

と聞いておられました。
うーむ。
ボードゲームだけのお店ではないので、一概に「ゲームが一般にも広がってきたーー」とはいえませんが、ちょっとずつ色々な層が、イエローサブマリンのようなお店への偏見をゆるめてきつつあるように感じました。

ゲームの棚にも、私以外に2人ほど人がいて、熱心に商品を見ている様子。
わたしも、棚をざーっと見ます。
あんまり、前と変わっていない感じです。
↑ ただし、わたしの場合は、自分の興味のないもの以外は、全然覚えていないということがありますが……。

お。
その中に、表紙をこっちに向けて置かれている<b>輝く緑色の箱が!</b>
こ、これは。
この前、大阪まで探しにいった「カルカソンヌ2」です。
なんと、5セットぐらいが置いてありました。

「りんが住んでいるところ」-「京都」-「大阪」

という位置関係ですので、ほんのちよっとショックでした。
↑ まぁ、大阪には大阪にしかなかったものが確実にありましたので、それでもいいのですが。
即ゲットです。

それから、「プレイスペース広島」の通販のWebサイトを覗いたときに知った「テーブルゲーム情報誌 ノイエ」。
以前、イエローサブマリンに来たときは、「バンプレス」の存在には気づいて、お店にある号をすべて買ったのですが、「ノイエ」は、TRPGの同人誌かな?ぐらいの認識でよく見てなかったのです。
で、「プレイスペース広島」の通販のサイトをみて、通販しようか?でも、どこかで見たことがあるなぁと思ってたのですが、それが、ここにあったことに気づきました。
通販のサイトでは、わたしが特に興味のある「5号 特集:子供とあそぼ!!」などが売り切れになっていたのですが、イエローサブマリンには、3号から11号までが揃っていました。
一気に、3号から11号まで購入しました。

「カルカソンヌ2」は、今年中にあそべないかもしれないなーーと思いつつ、もう、持っているだけでうれしいです。
出来ることならば、年末にいとこの子どもたちが来たときなどにやってみたいと思っています。

ノイエは、きのう家に帰ってから、ずーーーっと読んでます。
「ノイエ」。「バンプレス」。こういう雑誌がほしかったのですよー。
今、ノイエの復活の動きがあるようです。
応援しております。
ぜひ、復活してほしいものです。

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ヘキセンレンネン

今日のゲームは、「ヘキセンレンネン」です。
なぜなら、相手が1年生2人と2年生1人だから。
きっと、魔法使いのすごろくなら、楽しくわかりやすいはず。
1、2年生が出来そうなゲームなら、「テイク・イット・イー・ジー」があるけども、「テイク・イット・イー・ジー」は、前やったし(別の子とだけど)。
「ヘキセンレンネン」は、りんもはじめてやるし。ぜひ、1回やってみたい。ヨウスルニ、コレガサイダイノリユウカヨ。

まず、自分が動かす魔女の色を決めます。
色なんて何でもいいと思うけど、実はひそかに子どもたちに混ざって念じていました。

「緑来い。緑来い」

ビミョーに緑がメガネっ子魔女でかわいい気がする(笑)
子どもは、そんなこと知らないので適当に好きな色をとって行きます。

あ、緑だ。

色が決まったら、その色と同じ色のコースタイルと魔法のタイル3枚とカードをとります。
そして、各自、3枚のコースタイルと1枚の魔法タイル合計4枚のタイルのセットを3つつくります。

と、ここまで、説明してドキドキ。
これ、もしかしてセットアップに結構時間かかるかな?

はじめてなので全然、作戦とか考えずに、ただ単に、コースタイル3枚プラス魔法タイルにわけるのですが、これが、けっこう難しい。
隣同士のタイルとか、せっかく分けたタイルが混ざる混ざる。
さすが、低学年。
いや、場所もちょっとせますぎたかもしれん。
なんとか、4枚ずつ出したタイルを並べていって、コースを作ります。

コースは、「ほうきの柄」で3つにわけて……
「あ、わたし、これ持ってないーー」
さすが、2年生。よく気がつきます。
いきなり取られる「ほうきの柄」。
「これは、誰も持ってないの。わけるのに使うんだよーー(泣)」
返してもらうと、元の場所はどこだったか…。

そんなこんなで、コースも並べ終わったら、もう10数分がすんでいます。
でも、ルールはすごろくですので、サイコロふった分進むだけ。

「自分のコマ3つあるうち、どのコマすすめてもいいんだよ」

で、コロコロ。
同じタイルの上に2人の魔女はのれません。だから、進めないときは1回休みになるのですが、スタートから出発するときだけは、前の魔女を飛び越えて進みます。
でも、この限定のルールが少し難しかったみたいです。ついつい、いつでも飛び越えてしまいます。
それから、もしかして、すごろくもはじめてだったかな?

「1」

と数えながら、自分がいたタイルをおさえています。

子どもたちは、でも、全然、まちがえているのは気づいていません。まあ、言われたらやり直すぐらいです。
でも、タイルをめくって自分と同じ色だったら、そのタイルの数の分だけ進むというルール。それから、魔法のタイルに止まったら、その色の人が魔法をかけて、後ろにさがらせちゃうのは、しっかりと理解しました。
あ、でも何で最初のエリアに、同じ色の魔法がーー。
ま、いいか。

絶対に、1つのコマしか動かさない子どもたちをしりめに、りんは、2つのコマを使って進み具合を調節して、いっきに3回ぐらいワープして最下位から、いっきに2位ぐらいに浮上します。

「あー、ずるいーー」

の声に、

「上手に数えていったら、いっぱいいけるでー」

と大人の余裕をみせたところで、タイムリミットの30分がきました。
2つ目のエリアに全員が突入したぐらいでした。

「すばらしいおいこみやったやろう」

「でも、1番飛んでるのはわたしやもん」

はいはい。
2人とか、3人で、その色のタイルだけを使って、短いコースで遊べは、時間内に遊べるかもしれません。

そんなことをしている間に、前に「テイク・イット・イー・ジー」をした面々が集まって、こっちには混ざれないので「テイク・イット・イー・ジー」を出してゴソゴソとしていました。
見てみると、3人で、自分のタイルをバラバラに置きながら、ひたすら何列並べられるのかを競っていました。
わからんところは、工夫してがんばってるねー。