関係性

アンドレイ・サプコフスキ,川野靖子,読書

ウィッチャー 短篇集2 運命の剣

短篇集といいながら、完全に長編のウィッチャーに続いている話があり、やっぱりこっちを読んでから長編を読みたかったなぁと。
出版年を見てみると、短篇集1よりも、こっちの方が本国では先に出版されているみたいで、そこも、ちょっと謎というか混乱するところですが、こっちの方が、直接的に長編に繋がっている感じがします。

短編集1にあった、短編同士をつなぐようなしくみはなくて、つくり自体もあとの長編に近い気がします。
まあ、雰囲気は、まだほのぼのしている話も多くて良かったです。

おもしろかったのは、「運命の剣」ですねぇ。ほぼ、本編といってもいい。シリとシントラ関係が出てくると、お話が引き締まる感じです。

あと、短編としては、「小さな犠牲」が、とても格好良かった。ラストまで、中二感満載です。