多重人格探偵サイチョコ2
「サイコ」の連載が止まっていても、「サイチョコ」が載っていれば、なんとなく次に「サイコ」が載ったときも、違和感がない。
そういう装置としてはたらいていると思います。
そこまで、大塚さんが、読んでいたのかどうかは、わかりませんが。
この物語の主張は、とても正しい。
でも、本当に自分が被害者として、それぞれの人のとなりにいた時、ほんとうに、そうできるのかというのは、難しい問題です。
だって、大塚さん、すぐ投げ出すじゃないですか。それって、やっぱり人間関係も、大きいと思います。
メディアワークス
発売日 : 2005-11
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