あたしのなかの魔法
タレントは、本当にギフトなのか?
そういうお話でした。
トムの決断と最後のどんでん返しは、ちょっとびっくりしたけど、今回のこの選択が本当に正しかったかどうかなんて、作者にだってわからないのもしれないので、この余韻を残した終わり方は、面白かったです。
その分、切れ味というか、爽快さは2巻目よりも弱くなっている気がしますが、地に足をつけて生きるというのは、そういうことかもしれません。
タレントは、本当にギフトなのか?
そういうお話でした。
トムの決断と最後のどんでん返しは、ちょっとびっくりしたけど、今回のこの選択が本当に正しかったかどうかなんて、作者にだってわからないのもしれないので、この余韻を残した終わり方は、面白かったです。
その分、切れ味というか、爽快さは2巻目よりも弱くなっている気がしますが、地に足をつけて生きるというのは、そういうことかもしれません。
どんでん返しは、まだまだ続いています。
そして、3年後。最終章。……いいひきだ。
でも、わたしは若干、ストーリーを見失っています(笑)
でも、最終章が始まるだけで、次巻で終わるわけではないみたいです。
今まで読んだ甘詰 留太は、割と好きなんですが、これは、ちょっとダメでした。
うーん、あんまりにも都合が良すぎただろう。あんまり、このカップルに感情移入しなかったです。
「イかせて!!バンビーナ」と話の構造的にどう違うのとか自分でも思うのだが、あっちはOKで、こっちはダメなのはなんででしょうね。
女子部ががんばっているときの男子部との距離感とかのリアルさが、すごいなぁと思います。
続いていくというのは、自分だけで完結することではなく誰かに伝わるということ。
終わりはいっぱいあるけれど、それは、はじまりでもある。
そういう、実は当たり前かもしれないことを、こんな風に伝えてくれる物語というのは、素敵です。
完結編。
真実の涼子さんって……母か。
なんか、日本離れている人が、こういう純日本的なお話をかくんだなぁと思うと不思議な感じです。
いや、万国共通なのかな。こういう感覚は。日本では、珍しくなってきた気がするけど。