羽海野チカ,読書ジェッツ・コミックス,マンガ,白泉社,羽海野 チカ,3月のライオン

3月のライオン5

カラー口絵(あかりさんの方)を見て、カラーイラスト集が出たら絶対買ってしまうと思った5巻でした。

内容が、エピソード1つ1つ、バラバラなような感じもするのですが、ものすごく深くてつながっていて、ドキドキします。

夜のれいとひなちゃんのやりとり。読者が、物語に救われる一瞬というのが確かにあって、その1つだなぁと、色々おもいだしながら感じました。

今まで、わたしのなかで、救われたなぁと感じたマンガは、坂井 久仁江の「花盛りの庭」のシリーズだったのですが、これもそれに匹敵するぐらいのポテンシャルを秘めています。

羽海野チカ,読書ジェッツ・コミックス,白泉社,羽海野 チカ,3月のライオン

3月のライオン4

あかりさんの鋭さが、素敵な1巻です。
そして、島田さんの渋さ。

「縮まらないから」といって それが オレが進まない理由にはならん
「抜けない事があきらか」だからって オレが「努力しなくていい」 って事にはならない

胸に響きます。

まあでも、やめ際は、いつだって自分で決めていいものでもあります。

なぜ進むのか、なぜやめるのかは、自分の中にしか答えはない。

羽海野チカ,読書ジェッツ・コミックス,白泉社,羽海野 チカ,3月のライオン

3月のライオン3

自立するっていうことは、孤立することではなくて、ちゃんと誰かに頼れるようになることだよと。多分、それは真実なのだけれど…。

どれぐらいの恥ずかしさと向かい合ったら、一人前の大人になれるのか、未だにわからなかったりします。

羽海野チカ,読書ジェッツ・コミックス,ハチミツとクローバー,ハチワンダイバー,将棋,月下の棋士,白泉社,羽海野 チカ,3月のライオン

3月のライオン2

もしかすると、「ハチワンダイバー」よりも、「月下の棋士」よりも、羽海野 チカは、残酷な部分があるんではないかと思ってしまいます。
どうしようもないところ、才能としかいえないところを、もう、「才能」と言い切ってしまう。

それは、「ハチミツとクローバー」のときにも、ちょっと感じていました。

だから、今回の将棋という題材は、この人にあっているのかも。

羽海野チカ,読書クイーンズコミックス,ハチミツとクローバー,ラー,羽海野 チカ,集英社

ハチミツとクローバー0 Official fan book

ハチクロのファンブックです。
多分、竹本が、放浪の旅から帰ってきたときぐらいのものなのではないかと思います。

すごい好きですが、今となっては、もう忘れているエピソードも多いです。本当に、わたしのこの頃の記憶力は……。
それでも、最近の作品だと思っていたけど、最終巻をよんだのは、もう2年も前なんですねぇ。

この人のかく、カラーの女の子の絵は好きだなぁと思います。