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餓狼伝22

もう、この話も、夢枕 獏からは遠く離れてしまった気がします。
でも、ひたすら戦って、戦ってというのは、原作のスピリッツなのかな。

しかし、虎王をうけて、それでも立ち上がるというのは……どういう仕組みなんだろう(笑)
気合いか?

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上弦の月を喰べる獅子 上

ついにこの夢枕 獏の最高傑作を読み始めましたよ。

ものすごく、理屈先行でつくられている話のはずなのに、ものすごくエンターティメントしているところが、この人の凄いところです。

これは、格闘描写という同じことを何度も何度も、しつこいほど繰り返してきたこの人だからこそできることだと思います。

でも、上巻を読み終えた今、まだ、山場はないです。

下巻で、どんなクライマックスを見せてくれるのか、楽しみにしていよう。

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陰陽師 瘤取り晴明

今、「こぶとりせいめい」と打ったら「小太り晴明」とでてきたので、ちょっとウケていました。

1冊1話なのですが、長編という感じではないです。絵がいっぱいある中編という感じ。でも、懐かしの登場人物たちがいろいろ出てきて、なんとなくサービス一杯な気がします。

話そのものは、瘤取りじいさん(=鬼と宴会)、晴明+博雅ということで、まあ、オチまですっかり読めてしまう部分はあるのですが、雰囲気を楽しむものなのかなぁと思います。

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餓狼伝21

もう、原作のスクネ流とかは、全然関係ない話になっていくようです。
まあ、原作の進み方のスピードがあれですから、そうしないと無理は生じますね。

次巻は、長田と姫川かな。
けっこう、長田がすでにボロボロ状態な気が……。
プロレスの意地が見たいですねぇ。

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夢枕獏全仕事

キマイラと陰陽師が、この人の作品の中では、1番好きです。

なにを書いていても、釣りにしても、格闘技にしても、伝奇にしても、夢枕 獏が書くと、全部、同じ色をした物語になるよなぁと思います。

でも、それが、またいいと思います。

同じことを語りながら、少しずつ少しずつ、確信に潜っていっている気がします。

多分、今、たくさんある物語のうちのいくつかには、決着がつかないままになってしまうものもあるのだろうなぁ。
でも、きっと、夢枕 獏が書き続ける限り、わたしは読み続けると思います。