餓狼伝23
北辰館トーナメント、終了。
そして、松尾 象山の試合。
……、詐欺だ(爆)
というか、松尾 象山、こうなることを予想していただろうみたいな展開です(笑)
まあ、それは、試合後の象山と泉との、藤巻とのことを見ても、ちょっと感じた。
この先って、原作でかかれていないのですよねぇ。こっから、先が大変そうです。
しかし、この展開。もしかして、振り出しに戻ってないか?
多分、全部、1度は読んでいるんじゃないかと思います。
怖い話になりそうなんだけれども、ギリギリのところで、いい話でおわっている物語がほとんどです。
これぐらいのバランスが、好きなんだけどなぁ。
といいつつ、「自分ぼっこ」は、読んだ当時は、けっこう怖かった思い出があります。
千年の旅が終わって、また、千年の旅が始まる。
えー、結局、元の場所に戻ってきただけじゃないかという気もするのですが、終わりかたとしはきれいなのかなぁ。
キマイラも、なんとなく、こんな感じでおわるのかなぁと思ったりしています。
とうとう、次の巻あたりで出会うようです。そして、完結。
よく考えると、出会うまでだけの話で、ここまで引っ張ったんですねぇ。こういうところは、夢枕 獏らしいと思います。
不死というわけではないんだよなぁ……。
不死だとしたら、最初のイエス・キリストみたいな人は、どうなったんだという話だし……。
というか、もっと、けっこうたくさんそういう人がいないとおかしいし……。