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完 子どもへのまなざし

わたしのバイブルである「子どもへのまなざし」完結編です。

今回は、自閉症スペクトラムについてが中心でした。
もしかすると、私たちは、「わがまま」という言葉の意味そのものを考え直さなければならないのかもしれません。

なんか、当たり前のように言われて、常識として流布されている素人の教育が、実はわたしたちの子どもたちを生きにくくしているのかもしれない。

最近、わたしがよく思っていることは、「他人はかわらない。変えることができるのは自分だけ。」ということ。
他人を変えるのに、汲々となるのではなく、変わるべきは自分かも。
もしくは、どうしてもうまくいかないならば、その人からはなれるというのが正解のような気がします。

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育てたように子は育つ

相田 みつをは、実は、けっこうどうでもいいのですが(笑)、佐々木 正美ファンなので買いました。

「なんとなくいい言葉」は、やっぱり、佐々木 正美の解説がないと、わたしにとっては、なんとなくで終わってしまう言葉だなぁ……。

それにしても、息子は、「相田みつを美術館」の館長ですか。
みごとに、親のすねをかじる人生。

まあ、偉人の息子、けっこうそういう人が多いですよねぇ。

ひがみか?

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いっこさんのワクワク子育てQ&A アドラー心理学に学ぶ

みんなが、同じような価値観をもって教育について考えていけると、楽なのですが、教育は素人談義が横行するところで、難しいですね。

アドラー心理学は、ある程度、その本人に問題をかえしていくので、まわりからは、

「大人の責任をはたしていない」

と思われてしまうことがあるのではないかと思ったりもします。

それに耐えていくのも、大人の責任なんですけれど……。

マスコミが、間違った情報を流しすぎで、その情報の正誤を受け取る側でしていかなければならないというのが、なかなかに難しいところです。
結局、テレビ写りのいい、派手なものがもてはやされる時代なので。こういう本は、よっぽど何かのきっかけで注目されない限り1、スルーされてしまいます。

テレビと携帯がなければ、今より3倍ぐらいは幸福な社会だったのではないかと思ってしまいます。

  1. 例えば、皇太子一家が読んでたとかな(笑) []

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子どもの成長に飛び級はない

飛び級すると早く楽になると思ってしまうところが、どうしても大人にはありますね。
でも、本当は、どこかでそれを取り返さなければならないので、結局、苦労することになります。

ゆっくり、そして着実に、1歩1歩。

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子育てハッピーアドバイス3

ほとんどが、1、2で語られたことの繰り返しなのですが、それでも大事なことは、何回も繰り返して読むというのは大切です。

なんかいもくりかえしたからといって、身に付いているとはいえませんからねぇ。

今は、責任追及社会で、なにかあったときに、マスコミとかから過剰に責任を追及される。そういうのがあるので、自分が失敗したときにも、「失敗を認めたら、全否定されるのではないか」というようなおそれが、すごく大きなプレッシャーになっている気がします。

オール・オア・ナッシングではないんだよ。世の中。

明橋 大二, 太田 知子, 子ど
1万年堂出版
発売日:2006-09-06