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3Dパイプビルダー

スタッフの方が「キディランド」で見つけてきた「ツクダオリジナル」発売のゲームです。
その方の情報によると、このゲーム、ニュールンベルグ・トイフェアの新作情報にあるピアトニークの「パイプライン(Pipeline)」とそっくりなのだそうです。
日本発のゲームが認められてドイツに渡ったのでしょうか?知っておられる方は、情報を教えてください。

ゲームは、いろいろなパイプを自分のスタート地点からつなげていって、対面にある自分のゴールの辺までつなげきることが出来たら勝利というものでした。
でも、ゲームボードは、結構小さくて、みんなが自分のパイプをつなげていくと、すぐにお互いのパイプが邪魔し合うようになります。

邪魔なパイブを越えるためには、どんどん上に積み上げていくか、横からまわすか、どっちにしろさらにパイプをつなげていかなければなりません。

ゲームボードは、正方形の形をしていて、4人までで遊べます。
パイプには、いろいろな形があります。また、パイプとパイプの接合部には、オスの形とメスの形の接合部があります。

いろいろな形のパイプの絵がかいてあるサイコロを振って、出た形のパイプを利用することが出来ます。

あと、パイプの先を閉めてしまう邪魔なキャップというのもあって、それで自分のパイプを止められたら、自分の手番では、サイコロを振らずらにそのキャップを取らなければならない羽目におちいります。

5年生の子と、大人3人でやったのですが、けっこう見た目よりも、ままならないゲームで(笑)、でも、ルールはわかりやすくて、よかっです。

「もうちょっとで、ゴールだ!」

となると、3方から邪魔が入りまくります。何回も、自分の手番に邪魔なキャップをはずしてばかりになったりしていました。

目的地を考えずにひたすら高く高くパイプを積み上げていったり(笑)、最後の最後で、あと1パイプでつながるぞというとき、自分の手のなかのパイプを見たら、そこにちょうどはまるパイプがなかったりということもあります。

「もう1回、やろう」

と5年生の子から声がかかり、2回続けて遊びました。
アンコールがかかるゲームは、その人にとって楽しかったゲームですね。
もちろん、もう1回、プレーしましたとも。

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デュボン

5歳の可能性には、限界がないのだなぁ。とつくづく感じた午前中がおわって、「その4」は、午後からの様子です。

午後です。
昼食が早く終わって、まだファミリーが帰って来ていないということで、わたしが、「デュボン」を教えてもらうことに。
この前、プロジェクトコア高槻店で購入した「ギプフ」と同じシリーズです。
そういえば、「ギプフ」も、まだ1回もプレーしていません。
ちなみに、前回の「うつぼゲーム会」では、子どもたちが、コマをおはじきのコマの代わりにしてはじいていました。

ドーナツ型のコマを使います。コマは、ドーナツ型で、いくつも積み重ねられるように、みぞがついています。
2人でする対戦ゲームで、プレーヤーは、白と黒のどちらかになります。白いコマ、黒いコマ、どちらも11個ずつあります。
それから、3つのデュボンコマとよばれる赤色の特殊なコマがあります。
最初は、ボードにこれらのコマを1つずつ交代で並べていくことから始まります。

ボードにすべてのコマがおけたら、ゲームスタートです。
1回交代で、自分のコマを動かしていきます。
コマは、6方向を囲まれていないとき他のコマの上に移動することができます。
最初、1つも積み上がっていないコマは、隣のコマの上にだけ移動することができます。
積み上がったコマの一番上にあるコマの色が、積み上がったコマ1セットの持ち主ということになります。
コマは、積み上がれば積み上がるほど、移動の距離が増えてきます。2つ積み上がれば、2つ離れたマスまで移動しなければなりませんし、3つ積み上がれば、3つ離れたマスまで……。と、どんどん移動距離が伸びていって、最後には、ゲームボードからはみ出してしまい動けなくなってしまいます。

デュボンコマは、単独では動くことはできませんが、上に黒白どちらかのコマがおかれると、普通のコマと同じように動かすことができるようになります。

移動した結果、3つあるデュボンコマと接続できないコマや、積み上がったコマのセットは、すべてゲームボードから取り去られます。

移動できなくなったらパスになります。
白黒どちらも移動できなくなったら、ゲーム終了になります。
自分の色のコマ、積み上がったコマのセットをすべて積み重ねて、高い方が勝ちになります。

ちょっと、試しにという感じだったので、コツとかは全然わかりませんでした。
でも、「高くしたら勝てる」けど、「高くしすぎると動けなくなる」というのと、「デュボンコマを自分の積み上げたコマのなかに取り込んでおけば、とりあえず接続を切られる心配は少なくなる」ということぐらいは、理解できたかな?

囲碁とか、将棋をイメージしていましたので、もっと時間がかかるかと思っていましたが、20分~30分ほどで1プレー。思ったほど、重くなかったです。
もっとも、これから、「勝とう」と思って考えるプレーをしていったら、そのイメージは、どんどん変わっていくのかもしれませんが……。

もう、2、3回やって、ちょっとコツの部分まで理解したかったですが、子どもたちが帰ってきました。
うん。子どもたちと遊ぼう。

「きみらは、このゲームのルールは知らんの?」

「うん。これは、おはじきにするしかしらんわ」

きれいなコマなので、おはじきは、やめてーー。われるー。
ヒーン。

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ダイナマイト

さて、5歳の彼ができるゲーム、他に何があるかなぁと考えて、出てきたゲームが、「ダイナマイト」です。

今度は、引き算のゲームです。
さすがに5歳に引き算は、難しいかなぁ。と思ったのですが、数字が減っていく様子が、視覚的に理解できれば、けっこう楽しめそうです。
そこで、取り出しましたのが、「カルカソンヌ」の点数ボードと、コマ1つ。
これでまず、20のところにコマをおきます。そして、数字が減っているごとにだんだんとコマを0に動かしていくわけです。
本当は、火が燃えているような絵であったり、ダイナマイトの絵であったりする方が、よかったのですが、まあ、今回は贅沢を言ってはおれません。

スタート。思った以上に簡単に、ゲームに入り込むことができました。
コマを動かして、視覚的にわかるようにしていましたが、そんなのなくても大丈夫だったかもしれません。
ときどき、大きなカードを出して、

「それは出せないよ」

という場面はあったのですが、充分、楽しんでプレーしていました。

ここでも、彼のプレーは、とにかく攻めのプレーです。特殊カードがあれば、絶対それから使ってきます。
特に、「2枚引き」と「リターン」が好きで、手に入ればそれを速攻で使ってきました。

わたしは、席順がとなりでので、結構、「リターン」で返されたりしておりました。

でも、このプレーには、欠点が。
このゲームの特殊カードは、時間が進まない出しても絶対に安全なカードなのです。
その安全なカードを先に先に出してしまうと、いざというとき、「残り1秒」のときなどに手番がまわってくると、自分が出せるカードがなくなってしまうんですねぇ。
だから、ここぞという時のために温存しておくのが、勝つためのセオリーです。

「おっちゃんやったら、そのカード、大事に残しとくわ」

とちょっとアドバイスもしてみたのですが、何で残すのかわかんなかったみたいです。
それ以上に、

「なんで、敵の言ってること、聞かなくちゃいけないんだ?本当とは、限らないぞ!!」

というのが、あったりして……。

でも、そんなプレーでも、彼のところでばっかりダイナマイトが爆発するということはなく、彼自身も、すごく楽しんで、プレーしていたので、よかったと思います。

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バケツくずし

「ミッドナイトパーティ」を遊んでいるうちに、他のファミリーも集まり出しました。
5歳の彼もやってきましたが、

「みんなもう、ゲームを始めてる。ぼくも、一緒に遊びたいよーーー」

となったわけです。

これは、なかなか大人のゲーム会でも難しい問題ですねぇ。
スタートの時間が合わないと、待つ時間ができてしまいます。
大人だと、仕方ないのでなんとか時間をつぶして待つか、別のゲームの卓を自分でたてちゃうということができるのですが、子どもだとそうはいきません。
そういう状況のために、このゲーム会では何人かはフリーのスタッフが常に対処できる状態でいます。

ちょうど、わたしたちゲームをやっていない大人が何人かいましたので、対応を。

「どんなんしたい?」

「なんか、あの馬とかでてくるやつ」

「動物さがし」とかかな?

「ゲーム、見に行ってみようか?」

うつぼゲーム会の会場になっているお部屋、靱会館の会議室は、道路に面した一画がとても大きなガラス張りの窓になっています。
外から、内でゲームをしている様子がよく見えるようになっているわけです。
また、その日のゲーム会のために持ってこられたゲーム類は、その窓際のテーブルに並べられます。
道を歩いている人が、興味を持ってくれて仲間に入ってくれるとうれしいですね。
そのゲームがおいてある窓際に行って、ゲームを探します。

「これ!」

とその5歳の子が選んだのは、なんと「バケツくずし」でした。

「バケツくずし」は、前の手番の人よりも、大きなカードを出していくゲームです。
そのとき、3枚までカードを1度に出すことができます。そのとき、3枚のカードの数値を足さなければなりません。また、以前に出した自分のカードが残っていたら、そのカードの数値も足さなければなりません。

「これかぁ。これは、足し算とかしないといけないぞ」

5歳。小学校前ということで、ちょっと躊躇しました。

「これ、前にやって、難しかったやつやん」

とお母さんも心配そうです。
でも、彼は譲りません。

「できるもん。これする」

お母さんのお話によると、簡単な足し算、引き算ぐらいなら、何とかできそうだということで、ゲームをスタートしました。

メンバーは、5歳児の彼、お母さんに、りんを含む大人3人。5人プレーです。
まず、バケツを5色、各色3枚ずつ計15枚取ります。
そして、カードを1人12枚ずつ配って、それを見ながらバケツでピラミッドを組み立てて、ゲームスタートです。

5歳の彼ですが、ゲームを充分理解していました。
自分の手番になると、いきなり2枚とか、3枚のカードを重ねで出して、一気に数字を大きくしてくる強気のプレーです。
りんが、今まで一緒にプレーした、小学生や、大人の人たちは、結構、カード温存プレーで、チマチマと数字が大きくなっていましたので、このプレースタイルは、けっこうショックでかかったです。

また、それが案外、強いのです。
5人でプレーしていると、彼のところで数字が一気に大きくなります。隣は、彼のお母さんが座っているのですが、まあまあ、なんとか耐えられます。でも、その次の手番の人は、もう耐えられなくなってくるんですね。
そうして、そこでバケツがくずれちゃうと、数字の大きさはリセットされます。結果的に、彼のところに手番が回ってくる頃には、数字がまたちゃんと小さくなっているんですねぇ。

すごい、大胆ですが、実は結構計算され尽くされた作戦でしょうか?

この作戦のもろに被害をうけるのは、いきなり数字を大きくされる彼の隣に座っているお母さんと、お母さんが耐えたときに、さらに大きな数字になってふりかかってくるお母さんの次の手番の人です。

席順が、「ブラフ」と同じ様に重要なゲームだということがよくわかりました。
ちなみに、わたしは、彼の右隣。もっとも、影響の少ない場所でした。

ちょっと彼にも、痛い目にあってもらいましょう(笑)ということで、わたしも、彼のまねをして、3枚カード攻撃などを繰り出していたのですが、彼はそれをすんなりクリアして、影響は、さらに次の手番の彼のお母さんにいっていました。

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ミッドナイトパーティ

きのうは、ご心配をおかけしました。
まだ少し、のどは痛むのですが、1日働いてきて、熱も上がらずということで、体調は、もどりつつあります。

そろそろ、だいぶんたってしまいましたが、1月26日に参加した「うつぼゲーム会」の方のレポートを載せていこうと思います。
そのうちに、各ゲーム会ごとに、まとめてページをつくりたいと思っていますが、それは、いつになることやら(笑)

前置きは、これぐらいにして、さて、スタートです。

月に1度の「うつぼゲーム会」でした。
子どもたちとゲームが心置きなくできるぞーーということで、今回は、ウキウキ気分で朝から参加です。
まあ、「きみは、いつも子どもと遊んでるじゃないか」と言われるとそのとおりなのですが、いつもはすごく限られた時間の中で遊んでいますので、なかなか「心置きなく」とはいかないわけです。

実際に、短い時間で遊ぶゲームと、時間を気にせずに遊ぶゲームでは、同じゲームでも面白さが変化するものもあります。
じっくりと考えるゲームは、やっぱり腰を落ち着けて、時間を気にせずにやりたいものです。

子どもたちが集まってきて、最初に盛り上がったゲームが、「ミッドナイトパーティ」でした。
オバケのヒューゴくんの登場です。

ボードには、地下室(地下牢?)からのぼって来る階段と、それを取り囲むようにつくられたろうか、そして、そのろうかを囲むように部屋が配置されています。
プレーヤーは、自分のコマの色を決めます。コマは、ジェントルマンのかたちをしたものとレイディのかたちをしたものがありますが、かたちは雰囲気だけのものです。
オバケのヒューゴくんは、地下につながる階段の1番下で、パーティが始まるのを待っています。

プレーヤーは、順番に1体ずつ、自分のコマをパーティ会場のろうかに配置していきます。
このとき、ろうかの同じマスのなかには、1人の人しか入れません。

全員が、レイディとジェントルメンのコマをボード上にすべて配置すれば、ゲームスタートです。
プレイヤーはサイコロを振って、出た目だけコマを動かしていきます。
このバーティのお客さんたち、今夜は、社交が目的だからなのか、いっこうに部屋の中に入ろうとはしません。ろうかを、グルグル一方通行に歩いているだけです。
きっと、歩きながら、

「あーら、奥様。お聞きになられました?」

とか有閑な人らしい、むなしい会話を続けているわけですな。
動き始めれば、同じマスに人が入っても大丈夫です。
サイコロの目の分だけ、グルグル、グルグルとまわっていきます。

でも、そのサイコロの6つの目のうち2つには、なんとオバケの絵が描いてあります。
はじめオバケは地下の階段の1番下にいるのですが、サイコロでオバケの目が出ると3歩ずつ階段をのぼって、みんながパーティをしている廊下にとびだしてくるのです。

オバケが1階に飛び出すと、パーティは、パニック状態におちいります。みんな我先にろうかから部屋に飛び込みます。
そして、部屋に飛び込むと、オバケが入らないようにすぐにカギをしちゃうので、部屋には、早い者勝ちで1人しか入れないのです。

オバケに追いつかれたり、追い越されたりすると、捕まって地下室に送られてしまいます。さて、うまくオバケから逃げ切れるのか?
はやく捕まれば捕まるほど、マイナス点が大きくなります。

今回、プレーされていたゲームは、わたしの持っているリメイク版、謎の中国語版「ヒューゴ」ではなくて、昔に発売された日本語版の「ミッドナイトパーティ」でした。
ルールも、それにあわせて、改定された「ヒューゴ」ルールではなく、「ミッドナイトパーティ」ルールで行われました。

どこが違うのかというと。このゲームでは、パーティのお客さんであるジェントルマンやレイディのコマを動かして遊びます。そのとき、「ヒューゴ」では、自分の色のコマしか動かせません。でも、「ミッドナイトパーティ」では、だれのどの色のコマを動かしてもよいことになっています。
ですから、「ミッドナイトパーティ」だと、

「オバケより後ろにいるから追いつかれなくて安心」

と思っていると、人に自分のそのコマを動かされて、オバケのすぐ前に持ってこられたりするわけです。

今回、わたしは、ゲームに参加せず見ていただけでした。
大人も交えて遊ばれていたのですが、とっても盛り上がっていました。
「ヒューゴ」ルールで、わたしも何回か遊んだことがあって、そのときの感じでは、楽しいけれど何回も遊ぶと飽きてしまうかなぁでした。ちょっと、小学校の高学年以上でゲームに慣れている子は、物足りなく感じるかなぁと思っていました。
でも、今回の「うつぼゲーム会」での「ミッドナイトパーティ」は、だれてしまうこともなく、大盛り上がりを見せておりました。

ゲームをよくされるファミリーの子どもたちも、このゲームは、はじめてみたいでした。そして、何よりも、一緒に遊んでいる大人たちが、子どもたち以上に、ワーワー、キャーキャーと楽しい雰囲気を作り出していたのがよかったのかもしれません。

その後、お昼からも、「ミッドナイトパーティ」は、遊ばれていました。
ルールがわかりやすいこと、かなり多人数(8人まで)でプレイできること、なども含めて、やっぱりこれから子どもたちにゲームを進めていく上で、かなりオススメのゲームです。

盛り上がっているテーブルを横目で見ながら、こんど、地元の子どもたちと遊ぶときは、1回、「ミッドナイトパーティ」ルールで遊んでみようと思うりんでした。

ひとつ告白をしておくと、今までずっと、オバケの名前を「ヒューゴー」だと思っていました。
このサイトの今までの日記や、掲示板には、ずっと「ヒューゴー」と書いていました。
でも、それは過ちと教えてもらいました。
正しいルールブックに載っている日本語の名前は、「ヒューゴ」です。
ここで、今までの嘘をお詫びするとともに、訂正させていただきます。

「コンピューター」と「コンピュータ」みたいなものでしょうか?
思いこみというのは、おそろしい。
わたしは、レオ・レオニの「フレデリック」を、ずっと「フレドリック」だと思っていた人なので……。

そのうち、ここで書かれているものも、訂正させていただきます。
そのうち、そのうち。