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こちらゆかいな窓ふき会社 ロアルド・ダール コレクション 15

今まで、3作品ダールの物語を読んできました。
「チョコレート工場の秘密」、「ガラスの大エレベーター」、「ぼくのつくった魔法のくすり」の3作です。

で、この「こちらゆかいな窓ふき会社」が、4作目にあたるのですが、これ、1番いいです。

ダールの本質が、「子どもの想像力」だというのは、今までの作品とわかっていませんが、これは、その想像力が、いい方に発揮されていると思います。

うーん、それは、意地悪な人が基本的にでてこないからかもしれません。意地悪な人に対しては、メチャクチャ冷淡になれるのが、子どもの想像力の負の側面ですから。

「マイ・ボニー」の替え歌は、わたしもよく歌います。
こんなところって、万国共通で笑ってしまいました。

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ガラスの大エレベーター ロアルド・ダール コレクション 5

えーと、ロアルド・ダールの基本は、ブラック・ユーモアなんかじゃないと思います。
多分、基本は、「子どもの想像力」。それも、どうしようもない方の。

だからこそ、子どもにとっては、腑に落ちるところがあるんだろうなぁと思います。

大人なら、眉をしかめます。
しかめられたっていいんだと思います。
でも、止めたって、おもしろければ読んじゃうものだし。

35人の子に、「チョコレート工場の秘密」を読んで、少なくとも2人の子が、この「ガラスの大エレベーター」を自分で買って読んだというんだから、たいしたもんだと思います。

でも、チャーリー、金持ったとたん、イヤな子どもになったな。
というのは、もちろん、大人の感想です。