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SHAMAN KING FAUST8 永遠のエリザ 3

「永遠のエリザ」完結。
エリザのイメージがかわるお話でしたね。ものすごいクールビューティなイメージから、やわらかなイメージになりました。

目的が1つしかない人間は、ある意味、強い。

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魔界水滸伝19

クトゥルーが、しゃべるんだぜい(笑)とか思っていましたが、この巻ではほぼ、クトゥルーが、そのあたりのおっさん化しております。
すまなさがったり、あせったて大慌てしたり。
なんか、スケール感が、凄い……というか、スケール感が、無茶苦茶です。
いや、おもしろいです。

大笑いして、こんなクトゥルーいないとか思いながら、いやいるということに気づいてしまう。
ラノベ系の軽いクトゥルーって、こんな感じ。そして、ラムレイも、こんな感じですよねぇ。

栗本薫って、多分、ホラーには向かない。そして、ラムレイも。
目指すのは、ダイナミックな「物語」なんだなぁとあらためて思います。

もしかすると、今の日本のクトゥルーのブームの元は、栗本 薫なのかも。

多一郎さん、復活。と思ったらフリーズ。
とりあえずの完結まであと1巻。どう、決着がつくのでしょうか。

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天幕のジャードゥーガル2

いろいろな思いはもったまま、それでも、大きく見れば流されているという感じなのかもしれません。

人なので、憎しみとか強い感情をずっと維持していくことは難しいし、変化していることもあれば、突然蘇ってくる衝動もある。
そういう1人の人間の気持ちが、どう歴史を動かしていくのか。そういうところがおもしろいです。

大ハーンが、そんなに悪い人に見えないところも、この話の凄く魅力的なところです。だからといって、割り切れるわけではないということをちゃんとかいている。

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黄泉のツガイ3

とりあえず、それぞれの立場を明確にして兄妹は別れる。
まだ、裏にかくれているものは、いっぱいありそうな感じですが。

ワキのキャラクターも、なかなか曲者揃いです。

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風雲児たち 幕末編30

このあたりの複雑さをかくためのこれまでだったのだと思うのですが、糸が絡みに絡まりまくって、しかも、前に説明されたことも覚えていないという(笑)

それでも、物語にしようという強い思いは、凄い。