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BIRDMEN6

人間から、異質なものとしてどんどんはなれていく展開になっている気がします。
どこまでが人間で、どこからが違うのか。けっこう、人によっても答えが違ってくる感じがするので、難しいですね。

で、個々で日常絡めるかという場面で、絡めるの本当にうまいです。振れ幅がでかい。

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魔法陣グルグル2 9

とうとう、魔王と邂逅。
対立ではなくて、多分、どう落とし前をつけるのかというお話になっていく気がします。
まあ、正統ファンタジーなら、魔王の正体がククリとかでオチがつくけれど、陽性のこのお話だと、その展開は辛いかな。

まあでも、勇者と冒険を続けるために、魔王を産み出すとかは、あるかもしれない。

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巨人たちの落日 下

ラスト。
第一次世界大戦、終了。
世界には、新しい風が吹いてくる

しかし、同時にドイツではナチスが台頭。新たな軍靴の響きも。

今までのケン・フォレットの小説「大聖堂」は、前にボードゲームをしてから小説読んだということで、あのボードゲームのフレーバーテキストには、こんな意味が的なおもしろさもあったのですが、今回は、そういうこともなく……でも、おもしろいです。

見てきたようなお話をかかせると、この人と古川 日出男は、天下一品だなぁと思います。
なぜか、わたしの中では、2人は同じフォルダに入っているという。

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書痴まんが

マンガ好きは本好きということで、「ビブリオ漫画文庫」に続いて「書痴まんが」。
本にまつわるお話は、やっぱりおもしろいのです。諸星 大二郎の表紙もいいしねぇ。

山川 直人「古い本」とか黒田 硫黄「男と女」とかは、多分、こういうアンソロジーじゃないと読めない(読まない)ので、そういう意味でも貴重です。

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ちびまる子ちゃん18

さくらももこの「ちびまる子ちゃん」ではない18巻……。19巻とかも出るのか?

死後、かき継がれるというのは、「グイン・サーガ」とかもなのですが、「ちびまる子ちゃん」の方は、大きな物語の流れがあるというよりは、アイデアの集まった読み切りが続く感じになります。
こっちの方が、違和感なく続きそうな感じなのだが、わたしにとっては、こっちの方がちょっと抵抗があるのが不思議です。

短編だと、独特のリズムとか言い回しが、物語のメインになっちゃうので、よけいに違和感を感じるのかもしれません。

グイン・サーガみたいな小説だと、文体も明らかにかわってしまうので、「そういうものか」で受け入れられていたのが、あんまりにも絵柄も一緒なのに、なんかちょっとした違いで、違和感を感じて気になったのでした。

まあ、当たり前といえば、あたり前ですけどね。違う人がかいているんだから。