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彼氏彼女の事情9

1巻丸ごと学園祭。そして、劇中劇!
劇中劇って、お話を2倍考えなければならないので、大変そうです。しかも、その劇がオリジナルな作品だったりしたら、短編1編かけちゃうようなネタを使ってしまうわけですから。

「あのストーリーはよかった!」

と物語のなかで語らせるためには、手をぬいた劇にするわけにはいきません。

えーと、劇中劇といって思い出す作品は、やっぱり名作美内すずえの「ガラスの仮面」とか、氷室冴子と藤田和子の「ライジング」とか、あとちょっと濃い目ですが、相原 コージと竹熊健太郎の「サルでも描けるまんが教室」とかですね。
まあ、「ガラスの仮面」は別格として(笑)、「ライジング」の「レディ・アン」とかは、けっこう好きでした。ただ、「ライジング」は、後半、劇中ではない方のドラマがもたついちゃって、惜しい印象が残っています。
そうだ、成田美名子の「エイリアン通り」でも、最後、「FELICIA」というのがありましたねぇ。

今回の「鋼の雪」は、マンガのなかに練習風景があんまりでてこなかったのが、ちょっとそこが残念かな。
あぁ、あれが、このシーンになるんだという驚きが少なかったです。

それがうまいのは、成田美名子のような気がする……。オーディションで使った状況とかが、ちゃんと、劇のなかにでてきて「おーっ」という感じでした。

佐倉と十波は、またくっついて、これで決着かな(せわしない人たちだ)。

ここまででひとまとまり。
なかなか、ドロドロの後半戦に突入を感じさせるような終わり方で、終了します。

安西信行,読書安西 信行,小学館,少年サンデーコミックス,MAR

MAR7

わりと伏線がいかされています。
実は、はっているというよりも、調子がいいので、勝手に話がつながっている感じもしますが。

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「超」整理法2 捨てる技術

そして、本を捨てる技術はないということを知るという……。
いやまあ、いつか、そのうちには……。

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愛のうずしお

いやあ、山田ミネコの新しいコミックが出るらしいという情報が流れて(どっからや・笑)、その題名が「愛のうずしお」でハーレクインらしいよということを知ったときは、

「なにがおこった?」

と思いましたが、読んでみるとけっこうしっかりとしたミネコ節は健在で、ホッとしたりしています。

まあ、けっこう昔から、性的なことをあんまり隠さずにあっさりとかいてきた人なので、ハーレクインには、向いてるのかも。向いてるのか?

まあSFではないので、「アリスと3人のふたご」を薄めたみたいなテイストなのですが、それでも、突然に、黒髪と銀髪の長髪の2人組のパトロールが謎の銃をもって出てきてもおかしくないような雰囲気は、ちょっとあります。
そして、女の子は、強くて、もろくて、かわいらしいのです。

かなり目を悪くされていて、マンガはなかなか描けないというような話をずっと聞いているのですが、出来たら、メイン・ストリートの方のマンガも描いて欲しいものです。

「月読の剣」の小鳩ちゃんとか、「木は花の天使のオレンジ」の唯とか、最近の山田ミネコの描く目のでっかいキャラクターの顔は、わたしの個人的なツホなので(唯とか男じゃねぇかという話はおいといて)、新しいマンガは、もっと読みたいなぁ。

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やじきた学園道中記24

いやあ、いろんなバトルがあるなぁと。
本当に、少女マンガかい!

百人一首をネタにしてバトルには、爆笑してしまいました。