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三田紀房,読書

透明アクセル1

「ドラゴン桜」の広告代理店版みたいなお話です。まあ、ビジネス話だから、「エンゼルバンク」か。だから、それなりにウンチクがあっておもしろい。この人、こんなのばっかりなんだ(笑)

売れる空気を作る。空気を作れば、ものは売れる。

多分、それは、本当だと思うのですが、その空気が問題だよなぁ……。と、あんまり空気が読めないわたしなんかは、思ってしまいます。
空気を作れは、考えさせるなと同じ意味だと思うからなぁ。正しい必要は、なにもない。

でも、それは、本当にいいのか?

売れることが、ビジネスマンの生き甲斐かな?誇りを持てる物を売っていくことに喜びを感じたいわけですよ。

まあ、地道にコツコツとは、前提条件で、その上で「空気」をという話なのは、重々承知の上で。

タブーだらけの世の中です。あぶない物には触れずに、おいしい情報だけを垂れ流して……と言っている気がする。まあ、

「今、おいしい情報だけではだめだ!」

というのも、空気なんだけど……。

なんかね、どこかに洗脳的な思想が入っている気がして、イヤなのかも。