人よりも高い空

日向武史,読書

あひるの空33

それぞれのチームの数だけ、それぞれのプレーヤーの数だけ物語がある。
そういうのは、簡単だけれども、自分できちんと感じてかくこと、読者に感じさせるようにかくことというのは、多分、かなり難しいです。

それぞれを細かく追いかけていくことは、物語が散漫になるおそれもあるのだけども、物語に深みを与えます。

「あひるの空」というタイトルは、空のためだけにあるわけではないとわかる。
こういう話が、スゴい好きです。