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黒い季節

ファンタジー、歴史物を読んできて、現代物。
格好良さというか、中2っぽさ全開。好きです。漢字の使い方が、かっこいいです。まあでも、これをかっこいいと思うのは、ヤンキー的な、夜露死苦的な感じがないこともないですが。

「天地明察」は、ちょっと中2っぽさは少なかったかな?
まあ、題名と初手天元とかは、ちょっといい感じか。

これを読んでいる間、古川 日出男古屋を思い出していました。とんでもない話なのに見てきたように書くところがにているのかなと思います。
この2人は凄いです。

それにしても、これが16歳の処女作。おとろしい話です。
荒い。でも、ものすごいものが埋まっている感がメチャクチャします。
これが、洗練されて、「ばいばい、アース」にもなるし、「天地明察」にもなっていくんですよねぇ。

角川書店,角川グループパブリッシング
発売日 : 2010-08-25

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ばいばい、アース4 今ここに在る者

完結。

全体的に長すぎといえばそうなんだろうなぁ。エピローグなんて、「ロード・オブ・ザ・リング」並な感じです。
でも、これぐらい物語に対しては、やっぱり、これぐらいのエピローグが必要なのかなぁと思います。

熱くて、ぶっとい、良い物語でした。

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ばいばい、アース3 爪先立ちて望みしは

逆から、読むんやーーー!!!

と、3巻目にして気づきました。
遅すぎ?

いままで、どういうことなんだと思っていた謎が、それだけでだいぶ解けた気がします。

なにかのアンチテーゼとして自分を確立していこうとすれば、ぶつかるのは当然。
そういう意味では、ベルも、アドニスも一緒。
そして、王国も、饑餓同盟も同じ。

それは、タイミングがちょっと違っただけの運命かもしれない。

それでも、その運命にあらがう。あらがうことすら運命づけられているとき、あらがうことで運命を超えられるのか?

次巻、怒濤のラストです。多分、怒濤のはず。

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ばいばい、アース2 懐疑者と鍵

2巻目。
この巻の中心は、アドニスかな。

矛盾すら、はじめから組み込まれるようにプログラムされたシステム。
今、自分がやっていることすら、決められた道なのか?それとも、そこから抜け出せているのか?

でも、それすらが、もう1つ大きなシステムの一部なのかも。

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ばいばい、アース1 理由の少女

これ、デビュー後の最初の書き下ろし作品なんだそうです。
す、すごいな。よくコレ、出版してもらえたな……。

固いです。そして、超中二的。
でも、しっかりと冲方 丁で、ものすごく計算されて書かれている感じがする。

このアリスの服は、なんで青くないんだろう?