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オバケのQ太郎3 藤子・F・不二雄大全集

あとの作品に比べると、Qちゃんという存在そのもののスペックが、ものすごく不安定な分、発想がものすごく自由です。悪く言えば、マンガ的でテキトー。でも、そこが、素敵です。

P子とか、そういった存在も、計算されて出てきたものではなくて、連載されている中で、自然と生まれて育っていったんだなぁとつくづく思います。

あと、絵の中に、ものすごく石ノ森 章太郞のにおいを感じるのですが。女の子とか、おっさんとか。

すごい、いい時代だったんだろうなぁ。

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バケルくん 藤子・F・不二雄大全集

「バケルくん」は、子どもの頃、ものすごく好きだった記憶があるんですよ。
でも、バケルくん自体がけっこうマイナーで、その後、読み返す機会ってなかったのです。

で、今回、読み返していて、けっこう、お金で解決することが多くて、ちょっと、ビックリしました。

でも、そういえば、

「ドラえもんのポケットより、バケルくんのパパの財布が欲しい……」

ってなことを言っていたような記憶があるような、ないような。なんちゅう、子どもだ(笑)

まあでも、お金があれば、あんなことも、こんなこともできるのにというのは、子ども時代は、けっこう考えていたんだと思います。そのあたり、子ども心をものすごくくすぐるマンガなんだったんでしょう。
……今も、そういう想像は、しないわけではないですけどね。

バケルくんは、その能力の不自由さが、なんともおもしろいです。

これも、発表順の編集の方がよかったです。
というか、「ドラえもん」以外は、この編集、しなくていいのでは??

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ジャングル大帝2 手塚治虫文庫全集

1巻では、ほめすぎたかも。

実は、手塚 治虫は、なんにも考えずに、ただ本能のままにかいていただけかも……。

実は、後半、ロストワールドになっていたとは……。わたしは、以前、読んだはずなのですが、まったく忘れていました。

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ドラえもん4 藤子・F・不二雄大全集

「さようなら、ドラえもん」から、「帰ってきたドラえもん」への流れは、神ですな。

昔は、本当に一旦、連載中止が決まって、それから、しばらくたって連載再開になったのだと思っていたのですが、これは実は、こういう、藤子・F・不二雄の策略だったのですね。

しかし、

「この世代の希有な経験を追体験できるのは、『学年繰り上がり方式』で読む、全集版「ドラえもん」4巻だけ。」

というのは、言い過ぎというか、大嘘ですね。

追体験としては、コミックス6巻の最後で「さようなら」になって、7巻で「帰ってきた」の方が、優れていると思います。

この形式にしたために、その効果が得られていない。

まあ、これは、全集を読む人は、あらかじめドラえもんが全何巻か知っていて、この展開も当然知っているという前提だから、こういう構成にしたという方がいいと思います。

わたしが自分で、ドラえもんのコミックスを組むとしたら、この「さようなら」と「帰ってきた」は、ドラえもんのエピソードの1番最後に載せるかなぁ……。

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パーマン3 藤子・F・不二雄大全集

「パーマン」も、いろんなところで連載されているのですね。
でも、ストーリーの持っていきかたは、けっこう、他の雑誌や連載、テレビ(?)の設定をしっていることが前提みたいです。

この作り方だったら、「小学2年生」編とかにわけずに、時間順にならべてもよかった気がします。