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フェルマーの最終定理

真面目なやつ。
まあ、わたしら一般ピーブルは、「哲学的な何か、あと数学とか」を読んでいたら、それで充分な気もする。

テストも何もなく、モジベーションをあげるためだけにこういう「数学史」とか、「科学史」みたいな聞き流す授業があったらいいと思うのだが、やってみるとけっこう難しいのかもしれないと、今は思っています。

単純に「効率」だけを考えると無駄な感じがするので(←ただし、感じがするだけで本当は有効かもしれなかったりするけれど、それをはかるのは難しいですねぇ)。そして、それを入れる時間もないか。

まあ、知識のおもしろさというのは、一定以上の知識の上に成り立っているみたいところはあって、その一定を超えられるかどうかで、世界は違って見えると思います。

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応天の門17

いい人だけでは、生きていけない。
そういう時代。

今も、そうなのかなぁ。それでも、いい人には良い人生を送ってほしいと思います。

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傷だらけの店長 街の本屋24時

本屋さんエッセイのなかでも、かなりつらいお話だと思います。
本好きなので、本に囲まれて幸せ的なエッセイが多いジャンルだと思うし、今まで読んできたのは、そういうのが多かった。
大変だけど、本屋やりたいなぁという感じです。
まあ、この本だってそういう側面がないわけではないけれど、置かれている状況のリアルなキツさが伝わってくる。

うーん、店長といいつつ、チェーン店の雇われ店長で、自分の店を持っていないというのが、1番つらいところかなぁと読みながら感じていました。

まあ、完全に個人経営の「自分の店」が、今、成り立つのかというと、難しいものはあるのですけどねぇ。
膳所駅前の「あゆみ書店」も、浜大津駅近くの「浜書房」もなくなっちゃいました。
ある程度のストックできるだけの広さがないと無理だしなぁ。

本屋が好きなぼくたちでも、ネット通販の便利さには逆らえない。

そうして、どんどん、この世界から本屋が減っていくのは、とっても悲しいことではあります。

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応天の門16

おもしろいです。
応天門の変に向かってどんどん時代が動いていて、その中に道真や業平がどう関わってくるのかも、興味あります。

そして、豆知識もおもしろい。
「本好きの下剋上」の身分制度って西洋風のものかと思っていたのですが、これを読むと実は日本風なのかもしれないと思ったりしました。

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応天の門15

けっこう、追いついてきたぞ。
そして、お話もなかなか、きな臭くなってきました。

まあ、巻き込まれていくわけですねぇ。
道真のセリフが、超かっこいい。なんか、決意したという感じです。