ME版から、日本語版になったWordPressも、順調に2.5、2.5.1へとバージョンアップ。
でも、どうやらカテゴリーの乱発がたたっているようで、動作が、遅い遅いです。
多分、最近、カウンターのまわりが遅いのは、動作が遅いため表示するまで待ってもらってないか、最悪、処理が重たすぎてサイトが落ちてしまっているのではないかと思っております。
バージョンアップ直前なら、割と快適な2.3.3に戻る手もないことはなかったのですが……。
今後のバージョンアップに期待します。
ME版から、日本語版になったWordPressも、順調に2.5、2.5.1へとバージョンアップ。
でも、どうやらカテゴリーの乱発がたたっているようで、動作が、遅い遅いです。
多分、最近、カウンターのまわりが遅いのは、動作が遅いため表示するまで待ってもらってないか、最悪、処理が重たすぎてサイトが落ちてしまっているのではないかと思っております。
バージョンアップ直前なら、割と快適な2.3.3に戻る手もないことはなかったのですが……。
今後のバージョンアップに期待します。
文学を政治という枠にはめて読み取ろうとする試みです。今、大塚 英志のなかでは、「政治」がはやりなのだと思います。
もうちょっと詳しく書くと、「右翼的なものの考え方の脱却」かな。
政治というものさしがしっかりしている分、評価はぶれない。
だから、紹介している文学をほとんどすべて、ぶった切っています(笑)認めているのは、安部 公房と大江 健三郎ぐらい。
それ以外は、三島 由起夫も、太宰 治も、井伏 鱒二も、全部、ぶった切られています。
えー、それなら、わざわざ「読め」って、紹介しなくてもいいじゃん(爆)安部 公房と大江 健三郎だけ読んでいたらいいじゃないか。
まあ、多分、大塚 英志が思ったのは、
「初心者が文学を読んだとき、文学に騙されない」1
ためのガイドなんだと思います。
まあ、物語の読み方はそれぞれなので、もちろん、こういう読み方も悪くないと思います。でも、それを「初心者」に「ガイド」するというところに、大塚 英志の悪意……というか、作為を感じます。
そういえば、わたしが大塚 英志の本で最初に読んだのが、「<まんが>の構造」でした。
これは、マンガを民俗学的という枠のなかで読み取ろうとする試みで、ものすごくスリリングで楽しく読んだ記憶があります。
多分この「<まんが>の構造」も、本書も、同じ仕組みをもつものなんだと思います。
でも、民俗学は、ある意味、物語を読み解くためのものなのですが、政治というのは、物語を読み解くために適当かどうかというと、ちょっと疑問です。
最終的に、江川 達也の「日露戦争物語」の様に、物語否定になったら、ちょっとイヤだと思いました。
でも、三島 由紀夫も、太宰 治も、大江 健三郎も、もう1回読んでみようかなという気になりました。
安部 公房だけは、なんとなく物語があんまりにも作為的すぎる気がして、避けたい気持ちですが。でも、ある意味、作者の強烈な作為がないかぎり、「物語らしさ」、「物語としての整合性」という枷は、「気持ちいい」方に、右翼的な方に、傾いてしまうのかもしれません。
でも、それは、思想的には正しくても、物語としておもしろいのか?
菊池 たけしで、アルシャード。そして、柊 蓮司。
人が作った世界にまで出張していくとは、本当に凄いです。
アルシャードの世界がどんなものかはわかりませんが、これは、まさに菊池ワールドだ。
大地に祝福された王という考え方は、伝統的にファンタジーがもっているもののようです。
わたしは、けっこう最近になってから、知った気がしますが。
いつも、「合掌」で終わる、木原 敏江のすごいミステリーシリーズ、「大正浪漫探偵譚」です。
今回で、完結。
で、以前出ていた単行本を眺め直してみようと探してみましたが、もう、手放した後でした。
以前の話は、文庫に入ったいたので、もう続きもでないだろうと考えて、手放しちゃったようです。
これ、ちゃんと文庫になってくれればいいんですけども……。
木原 敏江の作品も、なんか、おなじみの俳優が、いろんなドラマを演じているみたいな感じがしてきます。
はじめて読む物語でも安心できるし、新鮮味がないといえばない。
でも、そこまでやってきた人だけができる味はあると思います。