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月下の棋士20

最終巻です。
なかなか、最後の闘いにふさわしい1戦だったといえるかな。

まあ、少なくとも、物語的には、「正しい」1戦だったと思います。

本当の対戦では、あっさり勝敗がついちゃうんだろうけどねぇ。

最終章、角刈りで着物着て、帽子かぶってる氷室が、ちょっとコワイです。

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月下の棋士19

とうとう、ここまできたという感じですね。
でも、滝沢と戦うためだけにやってきたのなら、実は佐伯にあれほど本気の将棋を打たす必要はないような気もします。

いや、ああやって、自分を高めていたのだと思おう。

実は、物語の勢いだけという気もしますが。

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いいひと。18

実は、なんだかんだと批判をしていた「いいひと。」ですが、最後まで読んでしまっていますし、何回も泣かされております。
おもしろいと思います。

今回も、駅伝のシーン。それから、二階堂さんに泣かされました。

まあ、「道の真ん中でアレをやったら、他の人たちに迷惑だろう」とか、そういうことは、おいといて。

ただ、主人公の性格が、いまひとつ信じられないのだな。

その意味で、稲葉くんは、たいへん正しいと思います。

そして、いまひとつ、リセットの制度自体をわたしは理解していません。
つかうと、どうなるんだ?

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いいひと。17

ということで、この17巻と次の18巻で完結だそうです。

さすがに、今回のリストラ話は、主人公もつらそうで、つらそうで、何か変わろうとしているこの人は、まあ、それほどキライでもないかもしれない。
↑ これでは、人の不幸がうれしいだけの人のようだ。まあ、そうかも、しれない。

そして、最終章も、けっこうドロドロしていて、わたし的には好きです(邪悪だ)。

でも、この最終章の題名は、全部歌の題名なのかな。いいですねぇ。
はっ、もしかして、いいまでの題名もそうなのかな。

今、「いいひと。」ファンの人のサイトを見てきました。
あぁ、わたしが受け入れるこの展開は、従来のファンの人は、いやだったみたですねぇ(笑)