妖精国の騎士21
シェンドラ姫のグラーン脱出と、ディオルトとユーグの激突です。
確かに、今、傑作というか、名作を読んでいるのだなぁと感じさせる展開です。
シェンドラ姫のグラーン脱出と、ディオルトとユーグの激突です。
確かに、今、傑作というか、名作を読んでいるのだなぁと感じさせる展開です。
吸血鬼もの。
お耽美系ということで、ポーの一族とか、そんなのが流行っていたのかなぁと思わせられます。
時代は感じるのですが、でも、これも木原 敏江がずっとかいてきた異類との恋のお話だなぁと思いました。これが、「夢の碑」のなかに入っていても、まあ、そんなにおかしいこともない気がします。
でも、本当に、木原 敏江は、わたしの琴線に触れます。なんでかよくわからないのだけれど。
この人も、なんか木原 敏江と同じぐらい軽やかになってきたな。
しかも、今回のケルトの話の流れ。エロイカの路線と少佐の路線が交差していくところなんて、めちゃくちゃ美しいです。
なんか、今まで惰性で読んでいたところもあるのですが、おもしろいわ、コレ。
エーリリテ姫は、明るい善なるものの象徴ですね。