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魔界水滸伝13

ほぼ、多一郎さん主人公といってもいい1冊です。
でも、加賀に涼のことを話している多一郎は、本当に涙を誘います。まあ、わたしが異類婚好きというのもあるとは思いますが、それでも、良いよねぇ。

それがお話としてどう昇華されていくのかは、まだ見えないのですが。

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魔界水滸伝12

第2部スタート。
といっても、現状確認的な感じですかねぇ。

多一郎が、おとなしそうな男の子を見るたびに、

「涼に似ている」

とか思っているのが、なかなか、可哀想です。
この人が、1番、人間らしいかも。

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魔界水滸伝11

魔界水滸伝、第1部完結。
多分、わたしが読んだのは、角川文庫版でここまで。あと外伝の「白銀の神話」を読んで、その後、止まっています。今回は、その次に進めそうです。

まあ、あの水滸伝の星の名前を読み上げていくシーンというのは、ものすごい印象的だったのでおぼえていたのですが、それがどうやって出てきたのかとかをすっかり忘れていて、この巻読むまで、そんなシーン、本当にあったのか、夢だったんじゃないかとちょっと思っていました。
そして、唐突に出てきて、やっぱりビックリした。

加賀が、役行者に、

「あれは、あなたが」

と聞いていますが、そういうのがなかったら、まあ、突然すぎだわなぁ。
これを、堂々とかけるというところが、栗本 薫の凄さだなぁと思います。普通、こんなんかけないよ。
多分、かけちゃうのは、栗本 薫と平井 和正ぐらいです。

さて、あいている名前3つは、だれでしょう。
1人は、雄介の子ども。1人は、涼の正体。いや、涼は敵にまわるのかなぁ。そして、あと1人が思いつかない。

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魔界水滸伝10

11巻で1部完結ということで、ちょっと中間地点的な1巻です。
涼の正体も、なんとなく見えてきたのか、謎が深まったのか。三位一体ねぇ。

まあ、勢いだけで話が突っ走っている小説という感じではあるので、そこが楽しいのですが。

そして、あいかわらずの鬼のヒキ。

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魔界水滸伝9

第1部、1番の盛り上がりではないでしょうか。盛りだくさんの1巻です。

人間の尊厳をかけての生島耕平の死。
からの、みずち・多一郎と藤氏の姫の魔界わちゃわちゃ結婚式。妖怪の婚礼ですが、親戚のおばちゃんいっぱい来た感が、半端ないです。もう、見てきたんかいという感じで楽しい。

そして、いよいよ「会」。
禍津神がいよいよ名乗りを上げて。

ここからが、本番という感じです。
最後のヒキかたも、好きです。