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アストニッシングX-MEN ギフテッド

映画「X-MEN ファイナル デシジョン」の原案的というか、原作です。映画の感想は、こちら

ミュータント遺伝子を「治療」する新薬「キュア」が開発されて……。という展開、そこでのX-MEN同士の対立という流れは映画と一緒ですが、物語自体は、今までのコミックスの流れを受けたもので、全く映画とは違っています。

シーン亡き後の世界。エングゼビアは、もう引退(?)してて、サイクとエマがくっついていて、この2人が、学園の運営をしているという感じ。
ハンクや、ローガンたち、第1世代(?)のミュータントは、その学園の教師をしています。

基本的に、今回のX-MENチームは、このサイク、エマ、ハンク、ローガンに、キティを入れた5人です。
割と安定した大人で、キュアがでてきたことで動揺しているのは、ハンクぐらいなものです。まあ、この人の場合は、治療ができないと、本気で生活ができなくなるのではないかという不安もあるし。

「キュア」というアイテムを巡る物語としては、映画の方が良くできていると思います。
それぞれのキャラクターのキュアに対する態度が多様で、それぞれの立場でそれに接する感じが出ていました。まあ、そのせいで、結論はでないまま、終わっちゃったのですが。

本の方では、キュアは、宇宙人の陰謀でした。だから、ミュータントは、治療される存在ではない。結論終わり。みたいな感じのあつかいですねぇ。

まあ、長いシリーズ1エピソードなのです。そして、まだまだ、ここから物語が続いていく。
なんか、エマも、けっこう裏があるみたいだし。

こう、映画化されたときだけの特別編とかではなくて、コンスタントにX-MENが読めるとうれしんだけどなぁ……。

ジョス・ウェドン,Joss Whedon,
ジョン・カサディ,John Cassaday,
石川 裕人
ヴィレッジブックス
発売日:2010-04-30
 

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0巻ということで、ペラペラーズ特別編です。
今回の目玉は、第0話の「ナイト・ビビッド・キューピッド」かな。マロウならぬマーロウさんに出会えます。

しかし、初めてやったセッションから、陰謀系だったというのが、この人たちの行く末を暗示しています。というか、このペラペラさ加減では、シティ・アドベンチャーという選択しかなかったのかも。

しかし、びでぇな。このネタ。

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アルカサル-王城-7

最終章が、ものすごく駆け足だったのが、ちょっと残念です。
多分、あと、5~6巻分の時間を、一気にかいた感じがします。

まぁ、最後の悲劇は、あんまりかきたくなかったのかなぁ。どうなんだろう?

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七王国の玉座2 氷と炎の歌1

今は、まだ伏線を張り巡らせる段階で、それが、どんな風に物語に影響しているのかはわからない感じです。
まだまだ、「起」か、やっと、「承」がはじまったぐらい。
あいかわらず、物語は、あっち、こっちにとびますが、みんなキャラクターが、ものすごく生き生きとしていて個性的なので、お話を見失うことはないです。

まあそれでも、物語の中心になっているのは、スターク家の人たちです。
それぞれの立ち位置がしっかりしていて、ぎこちなく硬い部分はあるのですが、結束力をもっている。

前巻の感想にも書きましたが、ジョン・スノウとティリオンが、ものすごくいい感じです。ティリオンのひねくれているのだが、弱いものに対しては、本当に優しいという性格は、レイストリンを思い出させたりもします。

また、アリア、デーナリスの女の子たちも、陰謀のなか、ものすごく真っ直ぐ成長していく様子が書かれていて、読み出すと止まりません。

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へっぽこ冒険者と緑の蔭 ソード・ワールド短編集

ファンドリアは、おもしろいなぁという感想です。
ロードス島のマーモみたいな存在なのですが、すぐとなりにまともな大国があるというところが、なんとも、ふしぎな感じです。
ここは、ダークエルフでも、PCにしていいんだっけ?

でも、ゲームとして遊ぶとすると、陰謀バリバリのシナリオは、イヤだなぁ……。