GOGO玄徳くん!!
新シリーズ。といいつつ、継続案件(笑)
2001年あたりに書かれたマンガ。
時事ネタオンパレード。
なんか、読者にとっても、作者にとっても、日記のように作用するような感じがあります。
これはこれで、歴史の証言であったりするのかもしれない。
清の西太后あたりが、モデル。
あれをもちょっと、ソフトにした感じ?
ただ、支配者の満州族と漢民族の対立的なものはなくて、弁髪の人は今のところみたことないかな。そのあたりは、わかりやすく中央と地方みたいな感じでわけられて、漢人と蒙古人の対立になっているみたいです。
そういえば、アルタンは、
「腐りきった漢人ども」
と言ってます。たしかに、この方が日本人にとっては、理解しやすい。
というか、よく考えると、なんで騎馬民族だった女真族が、そんな「清」なんていう宮廷国家を作ったのかが、謎ですよねぇ。女真族は、あんまり騎馬民族ではなくて、元々、農耕していたという話もありますが、それにしたって、漢民族からすれば異民族であるわけで……。
そのへんの歴史って、けっこう面白そうです。
まあ、このお話は、そういうお話ではなくて、近代の架空の王朝のお話です。
まあ、中国の歴史のおもしろそうなところを詰め合わせた感じかな。
兄・蓬莱の過去が語られて、仲間が増えてという感じですが、まあ、蓬莱の方はそのままうけとってもいいのかどうかは、わからないですよねぇ。
日本の歴史のマンガを読んでいた子どもが、その本の紹介をして一言。
「きらいなキャラクターは、藤原4兄弟です」
まあ、藤原氏、絵に描いたような悪役です。
このマンガでも、そんな感じ。権力を持つってそういうことかなぁ。
4兄弟って、たしか、流行病で全滅したのではなかったかな。悲劇があっても、嫌われるという……。
道真の平安時代講も、楽しいですね。
道長が糖尿病で、歌の意味が変わる説は、爆笑してしまいました。
さて、そんな藤原の闇が、物語を覆っていく感じの5巻目です。
割と隠遁生活をしたい道真ですが、優秀すぎで有名になって否応なしに権力争いに巻き込まれていきます。
中立をたもつなんて、きれい事は、言っていられなくなるのかも……。