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TOMORROW 終わりのないラブソング

完結編の後のⅠ冊。
まあ、子ども相手にバットエンドはしのびないと栗本 薫が思ったそうな。
それなら、「真夜中の天使」だって、「翼あるもの」だって、子どもだったろうと思うのですが、そこは、作者が年をとってキャラクターを見る目が変わってきたということなんだろうなぁと思います。
元々、栗本 薫の考えていたエンドは、実は前回で夢オチにされていた部分(バッドエンド)ではないかとちょっと疑ってみたりもしています。だとしたら、ひどい。

まあただ、この展開だと、竜一だけがいらなくなっちゃわないかとちょっと不安になってしまうし、ストーリーとしては、ぐたぐたになっているとも思うんだけれども。
それでも、こっちの路線の方が、わたしは好きです。

まあ、年の終わりにですから、ハッピーエンドがふさわしいと思います。

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終わりのないラブソング8

完結編。
エンドレスではなくて、エターナル。

関係がエターナルなのかどうかは、わからない。
悲劇の予感は、いつもどこにでもある。

でも、今は。今だけは、永遠。
優しい終わり方だと思います。

「朝日のあたる家」の解説かあとがきに書いてあったけど、たしかに、子どもができて栗本 薫は、キャラクターたちに優しくなったのかもしれないと思います。
わたしは、こっちの方が好み。

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栗本薫・中島梓傑作電子全集7 朝日のあたる家

「翼あるもの」の続編。
良と透が、くっつく話と聞いたときには、なんだかなぁと思っていました。
でも、読んでる(アレクサに読んでもらっている)うちに、そんな簡単なモノではないぞと。

「翼あるもの」は、「生きながらブルースに葬られ」はあんまりおもしろくなくて、「殺意」は、めっちゃ好きなんですが、「殺意」を読むと、なぜか「生きながらブルースに葬られ」を読みたくなるようなつくりになっています。

で、今回の「朝日のあたる家」は、文庫本で5巻もある長編なのですが、一気に聞いてしまいました。
しかも、一切、退屈せず。
そして、もしかしたら、栗本薫の作品、「翼あるもの」と「朝日のあたる家」のループだけで、一生、暮らしていけるかもしれないと思ったのですよ。

まあ、ここの本の感想を読んでいる人なら薄々わかると思いますが、わたしは、けっこう意味もなくモテる男には反発する方です。
透なんかは、ジゴロしてますからねぇ。まあ、性格もいいかげんなところあるから、けっこう嫌いなタイプだと思うのですが、なんか、この人かっこいいと思ってしまう。
なんででしょうねぇ。

栗本 薫も、森田 透が嫌いな人いないみたいなことをかいてましたが、確かにそうなんですよねぇ。
そして、その透の魅力が、なんというかラストの島津さんのセリフで、みんな表現されているような。
言われるセリフは、多分、想像ついた人も多いと思います。わたしもそうだから。でも、そのハマり方が、ヤバ格好いい。

あと、読みながらちょっと、「【推しの子】」のことも考えていたりしました。
なんか、根底で同じことがかかれているような気が、ちょっとした。
でも、いつか偶像も、どこかで本当の人間に戻らなければならない時がくる。

後半は、性に関するエッセイ。まあ、あんまり素直には語っていないんだろうなぁと思います。
客観的に見たり、語ったりするには、ちょっと難しいのです。

いや、わたしは、自分がJUNE読める人でよかったと思います。読めなかったら、人生の半分ぐらいがつまんなくなってた。

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栗本薫・中島梓傑作電子全集6 白銀の神話

「白銀の神話」全4巻。「魔界水滸伝」の外伝です。

前の「新・魔界水滸伝」全4巻にくらべると読みやすい。
まあ、「魔界水滸伝」からの流れの勢いが、「白銀の神話」の方が、全部ストレートにかかってくるからねぇ。

まあ、性技によって、敵を骨抜きにしたりもしていますが、基本、信長多一郎、メッチヤ、正義の味方です。おいおい、お前、そんないいやつだったかみたいな。

そして、秀吉が、本物の猿。これもいいキャラです。
いやぁ、あとがきを読むと、栗本 薫の想像が、歴史も現実もねじ曲げている感じがしておもしろいです。

もしかすると、この本を読むことで「確定」しちゃった歴史があるのかもしれないと思える。
あと、なんでグインがシルヴィアにあんなに惹かれるのかという答えの一部も、ここにはある感じがします。

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終わりのないラブソング7

結局、こう突き詰めていくタイプのやおいって、最後は破滅に向かって一直線な感じがある。
「絶愛-1989-」とかも、そんな感じでしたよねぇ。

幸せになったらいいのにと思ってします。

まあ、だから好きっていうのもあるしねぇ。