吉川英治,読書三国志,吉川 英治,新潮文庫,新潮社,

三国志7 望蜀の巻

孔明、大活躍の1巻。
性格悪く、生き生きしています。このあたりが、絶頂期かなぁ。

劉備の蜀取り。
まあ、どう見たって、どう書いたって、ひどいよねぇ。
そこもまあ、孔明が悪っぽい感じにはなっています。

それぞれ、一代目がだいぶん年を取ってきた感じもあります。

五百田達成,堀田秀吾,読書五百田 達成,堀田 秀吾,新潮文庫,新潮社,特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ,

特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ

題が長いです。
まあでも、その分、キャッチーかな。見事にわたしは捕まっているわけですし。

人間関係を豊かにして、100倍楽しむ方法が書かれているわけです。
でもねぇ、100倍楽しくなるためには、100倍努力して自分を変えて、100倍リスクも抱えなければならない訳で……。
しかも、作者な人たちは、もともと飲み会には這ってでもいくような人たちじゃないですか(笑)

いや、そのしんどい思い分のリターンがあるのかどうかは、やってみないとわからないけどもリスクと負担がが多すぎるとと思ってしまいます。そして、そのリスクと負担をなんでわたしが背負わなければならないのと思ってしまいます。
もちろん、わたしと接しているとき、その負担を背負ってくれている(気を遣ってくださっている)人がいっぱいいることは、わかっているつもりなんですけどね。

まあだから、出来ることから。

吉川英治,読書三国志,吉川 英治,天の華・地の風,新潮文庫,新潮社,時の地平線,

三国志6 赤壁の巻

「三国志」のクライマックス中のクライマックス。
周瑜が残念な感じ。
でも、解説を読んでいると、これでも破格にかっこいい周瑜だったみたいですねぇ。

最近に近くなればなるほど、どんどん周瑜のかっこよさも、アップしている様です。呉ファンの力か?

わたしは、「時の地平線」や、「天の華・地の風」の印象が強いので、周瑜というと軍師というよりは軍人よりの孔明より年上で落ち着いた感じのイメージのキャラクターです。

松本修,読書じゃりン子チエ,どんくさいおかんがキレるみたいな。,全国アホ・バカ分布考,新潮文庫,新潮社,松本 修,

どんくさいおかんがキレるみたいな。 方言が標準語になるまで

松本 修の言葉シリーズ、第2弾。
「全国アホ・バカ分布考」は、どっちかというと「アホ・バカ」という一般的な言葉が中心でしたが、こっちは、どんどん変化していく流行語がメインです。まあその流行語の中でも生き残ってずっと使われていくような言葉ですね。
時代的に、取り上げている言葉が、自分とドンピシャなので、面白かったです。

たしかに、わたしの使っていることばって、テレビの影響をモロかぶりしていますねぇ。

まぁ、ウチは「おかん」とは言わずに、「おかあはん」なんですけどね。でも、兄弟は「おかあさん」と呼ぶので、これは多分「じゃりン子チエ」の影響。

言葉が変わってしまうと、以前はどう表現していたのかわからなくなってしまうことってあります。
「ゲットする」なんて言葉は、あきらかに「ポケモン」からうまれた言葉だと思うのですが。「手に入れる」とか言っていたのかな?今では、「ゲットする」の方がしっくりする気がします。

意味が、微妙に変化していく様子も、なかなか興味深かったです。

思わず、人に話したくなる知識です。

吉川英治,読書三国志,吉川 英治,新潮文庫,新潮社,

三国志5 孔明の巻

いよいよ、孔明登場。
ということで、孔明の巻。
でも、前半はほとんど関羽が劉備を探してすれ違うお話です。孔明が出てくるのは、この間のもう最後です。

新潮文庫版の三国志が全10巻なので、本当に丁度真ん中から出てくるんですねぇ。