盤上の夜
草場 純さんとの対談を読んでから、ずっと読みたいと思っていた1冊です。
もう、シビれるぐらいかっこいいのです。
なんだろう、このかっこよさは。
話自体は、実は全部、地味です。
でも、全部、くるものがあります。
特に、「象を飛ばした王子」の話を読んだときは、叫びそうになったぐらいです。
それから、「千年の虚空」で、もう1回、ゲームの完全解の話をへて「原爆の局」でこれまでのお話のすべてをまとめていくの流れが、なんというか完璧だと思います。
草場 純さんとの対談を読んでから、ずっと読みたいと思っていた1冊です。
もう、シビれるぐらいかっこいいのです。
なんだろう、このかっこよさは。
話自体は、実は全部、地味です。
でも、全部、くるものがあります。
特に、「象を飛ばした王子」の話を読んだときは、叫びそうになったぐらいです。
それから、「千年の虚空」で、もう1回、ゲームの完全解の話をへて「原爆の局」でこれまでのお話のすべてをまとめていくの流れが、なんというか完璧だと思います。
読みながら思うのは、日本でね、アシモフの全集でないかなぁということなんですよねぇ。
全500巻ぐらいで、文庫で。
アガサクリスティー文庫みたいな感じで、アシモフ文庫。
あったら、絶対買う。
ロボットもの、マルチバックもの、トランターもの、けっこう短編、長編のいろいろなところに配置されていて、全部読みたいんです。
今回の「パイセンテニアル・マン」とかは、ロボットものとして、すごい重要な一遍だと思うのです。
これを読んでないと、ファウンデーションの後半の流れが見えにくくなっちゃうと思うんですよねぇ。
あと、「パイセンテニアル・マン」は、読みながら「ロビィ」を思い出して、ちょっと涙しました。
そして、小説だけではなくて、科学エッセイも、自伝も読みたいです。
せめて、自伝は文庫にならないかと待っているのですが。
ハヤカワ、出さないかな。
短編とエッセイです。
短編は、テレビ局舞台のドタバタものという感じ。
テレビ関係の仕事をしていたということで、ちょっと広瀬 正と雰囲気が似ている気がしました。
エッセイは、以前、読んだことがある話も、ある気がします。
でも、こういうオタクのウンチク話は、とっても、楽しいのです。