三国志2 群星の巻
はじめて読んだ「三国志」が、吉川 英治でした。
30年以上前か??
実は、呂布って、吉川版では、そんなに悪者ではないなぁ。ちゃんと、愛すべき好漢としてかかれています。
もっと乱暴者のイメージがあって、ちょっと意外でした。
基本に戻って吉川版「三国志」です。
北方版「三国志」の後、自分的に退屈に感じて読めなくなってしまっているのではないかと心配していたのですが、面白い。
講談社版は、全巻のページ数を合わせるために(?)ものすごくいい加減なところで巻が終わっていて、そこが嫌な感じなのですが、新潮文庫版は、ちゃんと切れ目で巻が終わっていて、読みやすい感じです。
物語のもっていきかたが巧みです。
お触れを見ているシーンから始まる記憶があったので、はじめの展開とか、こんなにドラマチックだったと言うことをすっかり忘れておりました。
この本を読んでいるときの三国志のキャラクターは、なぜか人形劇のキャラクターです。
これと、人形劇が、やっぱりわたしのなかの三国志の基本。
あと、解説読んで、えーー、三国志演義の主人公って、関羽と孔明なの??
そりゃ、しらなんだーー。