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紛争でしたら八田まで6

イギリス編。イギリスで、サッカーといったら、もう、物騒なことしか思い浮かばないのは、偏見かも。ということで、もっと民族的な突っ込んだところにいくのかとおもったけれど、そこは、流石に難しかったのかな。ほっこりエピソードでした。

まあ、イギリスの民族的な部分は、多分、ものすごく腰を据えてかかないといけないところなので、今の八田のイッチョカミのスタンスでは、かききれないんだろうなぁと思ったりしました。

まあ、最終回が長い長い話になったら、かかれるかも。

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紛争でしたら八田まで5

アメリカ編。民族のるつぼ。
問題は、複雑になっていく。

うーん、自分としてもよく知ってはいないけれど、アーミッシュには偏見持っているなぁと思ってみたり、それでも、カジノってどうなのよとは思ったりしている。

綱渡りは、理論通りに進めばいいのだけれど、全部を把握できるわけではないので、ちょっとした横やりで大きな悲劇になってしまうかもしれない。それは、このマンガの地政学を悪用(?)する人物みたいなわかりやすいかたちをとるのではなくて、もっといろいろいな、それこそ「善意」とパッケージされてくる気がして、怖いです。

まあ、できることのベストを尽くす。やらない最悪よりも、やった上での責任をという考え方なのかもしれない。

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紛争でしたら八田まで4

インド編が終了。カースト制度のすさまじさを見せられた気がします。
そして、アイスランド編。

前巻で、決して単純な暴力否定をしているわけではないというのに気づいて、ちょっと見え方が変わっておもしろくなってきました。

ただ、当事者ではない他人が、しゃしゃり出て引っ掻き回すことにもなりかねない危うさは感じます。そこに、いろんな人の利害もかかわってくると特に。
まあ、俯瞰しているからこそ見えてくるものもあるのはわかるのですが。なにか治めようとして、より悲惨なことになってしまうこともある気がします。

知を持つものは、そこまで考えて動かなければと思うのですが、人間ってそんなに賢くなれるねものかというと、あんまり信用していないかも。

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紛争でしたら八田まで3

ウルライナ編が終わって、地元の暴走族の紛争、そして、インドへ。
いや、実際のウクライナは、今この時点で、なにも終わっちゃいないけれど。

あぁ、地政学というのは、別に暴力を否定しているわけではなくて、最低限の暴力や損害でどう効果を出すかというのが問題になっているのだなぁという気づきが、3巻目読んでいるときにあった。
だから、そこに必要と思われる最低限の暴力は、ある程度織り込まれている感じがします。

まあ、計算通りに「最低限」ですむかどうかは、本当に、難しいところではあるのですが。

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紛争でしたら八田まで2

たしか、無料で公開されていたウクライナ編。
ロシアというか、ソ連というイメージの多くが、けっこうウクライナなんですねぇ。ちょっと、それにビックリした。それだけ、注目を浴びてきた地域であるということだと思います。

チセイといいつつ、けっこう、プロレス技でいろいろ進んでいるところは、若干気になるが……。まあ、話し合いができる状況にするというのは、とても大切なことだと思います。